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バンコク バーンラム運河の船旅

バンコクには、生活に密着した市民の足として利用されるローカルフェリーボートに、バーンラム運河を利用したミンブリーとパンファーリラート橋の間を結ぶ長距離フェリー路線があるのだが、何故か日本語情報誌には載っていない。

プラトゥーナム船着場

チャオプラヤー川も旅情があって良いのだが、もっと手軽にローカルな船旅をしてみたくなって、セントラルワールド(実際にはビックC側)の先にあるプラトゥーナム船着場からパンファーリラート橋までフェリーボート乗ってみた。ちゃんと調べてみるとフェリーボートは3つの区間に分かれていて、使う船も区間ごとに決まっており、ここプラトゥーナムが乗り換え場の一つになっている。ここからミンブリーに行くにも直通はなく、途中のワット・スリブンルアンで乗り換えが必要とのこと。単一区間なら14バーツ、区間を跨がると20バーツである(看板によると週末や祝日は19バーツに値下げされるらしい)。切符はバス同様、先に乗り動き出した後に係員に支払う方式だったが、無愛想であまりやる気の無さそうな感じの係員が何故かヘルメットを被って集金にやって来た。どうもヘルメットは本人の安全の為ではなく、集金係としての目印にする為だろうか。周りの乗客の挙動を見ていると、行き先を言うか、黙って指2本を出して20バーツを支払うのか通の仕草のようだ。

途中、ジムトンプソンの家の前も通過するが、観光路線ではないので乗り降りする場は無い

終点のパンファーリラート橋は、王宮に最も近いの船着場なので観光客向けのトゥクトゥクが客待ちしていた。船着場の壁に貼ってある路線図を見ると、以前はもっと東側まで運行していたらしいが中国人観光客の利用が多く、路線図の表記も中国語もう併記されている。実際、中国人親子側観光目的で乗っており、スマホ片手に行き先をタイ語にしていたが、係員には通じておらず、見かねた中国系タイ人が普通話(北京語)で助け舟を出していた。タイが日本や中国と違う点は、地名を文字で見せても通じない所。漢字だと見せれば瞬時に分かるが、タイ文字は難しい上に、タクシー乗せて運転手含め読めない人も多く、外国語用の地名と全く違ったりするので、翻訳画難しいのだ。バンコクですらクランテープ…だしね、

カフェに飾ってあった昔の写真と比較してみた

ところで、バンファーリラート(意味は、天翔けて舞う)橋からは、タイの国王も訪れる由緒あるワット・サケーオが近いのだが、いざ行って見ると想像以上に観光客が少ない。現在、補修中でパゴダが網を被っているせいかも知れない。

案内表記は英語とタイ語と中国語

「ようこそゴールドマウンテンへ」って、まるでどこかの遊園地のアトラクションかと言わんばかりの演出だが、ミストも出ていて涼しかったから許す。

山頂?のお寺からの景色は素晴しく、近代的なビルのハーフトップからの眺め以上

金ピカの仏陀を見ていると、タイ語やバーリー語が分からなくても、なんだか御利益ありそうな気分になって来るから不思議。タイ式のおみくじも引けるし絵馬相当のお札もある。

信心深くはないが、願い事を書いて吊るして見た

行ったことがない人には、オススメ出来ます。