Rush Battle TournamentⅡのRushを見て

はじめに

Rush Battle TournamentⅡ Powered By ASTRO Gaming(RushBT)での、Rushの優勝。Rushファンとしてとても嬉しいし、改めてRushの皆さんにはおめでとうと言いたいです。

こんなツイートを見かけて、「あっ、Rushのこと書いてないし書きたいな」と思ったので、つらつらと自分が思ったことを書いていきます。
(書き始めたら書きたいことがどんどん出てきて、時間もかかりましたし、雑多になってしまっているかもしれませんがよろしければ最後まで読んでください。)

個人的に印象的な場面

今大会は、もうハラハラドキドキの連続で心臓持たないし、汗はびっしょりだし、試合の記憶がところどころ飛んでます。
そんな中でも個人的に印象に残っている場面を5つ載せます。
(動画サイズが大きすぎて貼れなかったのでTwitterで載せました。すみません。)

①準決勝 VS RIG Sirius選手4枚抜き

説明不要の最強プレー!皆さんクリップされてましたね(笑)

② 準決勝 VS RIG Current選手の勝利につながる立ち回り

グレで1人飛ばし、味方が来るまで「グリーン」をロック。その後「レンガ」の敵をキルして生き残り、「レンガ」の味方がやられたのでぐるっと回って相手の裏をかき、ポイントの敵をキル。すぐにカバーされてしまいましたが、全員やられれば負けていたかもしれない状況で、時間を稼いで次に繋げたこのプレーは素晴らしかったです。
(「グリーン」や「レンガ」はマップ内の場所の名称です。)

③決勝 VS PNG まさかのリス反転

このシーン、頭を抱えました。3ポイント目の固めが良かっただけに、リスポーンが反転してしまったのはもったいなかったなと思います。このまま流れをPNGに持っていかれてこのマップは落としてしまいました。Rushならこのミスを次に繋げてくれるでしょう。

④決勝 VS PNG Gorou選手のドキドキマイアミおいかけっこ

配信画面で見ていてひやひやしましたが、結果的に勝負を決めるダブルキルでマッチポイント。この後5-5で11ラウンド目まで行ったことを考えると非常に大きなプレーだったと思います。ちなみにこのマイアミのS&DでGorouさんは15キル。大活躍でした!

⑤ VS PNG WinRed選手4ポを守る6連キル

フォーメーションとしては裏どり警戒のGorouさんと、その裏どりを挟む位置のWinRedさん。上手いこと「裏どりの裏どり」が決まり2キルした後、カバーに来た敵をキル。さらにポイント中の敵もハンドガンで撃ち勝ち、さらにさらにポイントを守る2キルと、4ポイント目を6連キルで見事に守り切りました。見ていてしびれるプレーでした。

以上、個人的に印象に残った場面でした。こうしてみると、この大会でRush全員が活躍していてすごかったなというのと、もったいない場面があって課題も出たなという印象でした。
このnoteを書くにあたって、上げた5つのクリップは初めてパソコンで作ったのですが、自分の技術が足りなかったのと、ついつい試合に見入ってしまって思ったより時間がかかってしまいました(笑)

試合を見返してみると、どの試合もシーソーゲームで、流れがPNGになったと思ったらRushがやり返し、Rushに流れが来たと思ったらPNGがやり返してきて、落ち着いてみていられませんでした。
このシーソーゲームを勝ちにできたのは、日ごろの努力と諦めない心と、そしてギリギリの状況でも冷静に判断し味方と合わせられるメンタルがあったからだと思います。メンタルコーチをつけているおかげでしょうかね?

Gorouさんのインタビュー…良き。

この試合中にGorouさんのインタビューが上がっていました。

とても良かったんですが、特にチームメンバーについて話しているところが良かったですね。RushBTの答え合わせをしている気分になりました。
Gorouさんの話している「良さ」がちゃんと出ていましたし、さすがリーダーよく見ているなと思いました。

特にCurrentさん、「状況判断がうまい」と言われいていましたが、まさにクリップした場面でいい判断をしていたと思いますし、私自身、グッと心をつかまれてしまいました。
個人的に、撃ち合いに勝って連キルを重ねるプレーも好きですが、クレバーなプレー、耐える動きや相手を妨害する動きも好きなのでCurrentさん良いなあと思っていますし頑張ってほしいです。

Currentさん、ごめんなさい。

Currentさん、というと実はRushのトライアウトになったとき、正直Rushの行く先が不安でした。
その当時は、本当に申し訳ないのですが、Currentさんの名前は知っていましたが、(他のプロの選手と比べて)強いとか、印象的なプレーをしたイメージがなかったですし、直前のAPAC challengersでLVを倒して調子も上々な中、Vebraさんが休止した辛さもあって、状況を受け入れられずに見なくなった時期もありました。

しかし、久しぶりに気になってのぞいた交流戦で、Currentさんがコールやプレーで存在感を増してきているのを感じて、再び応援しようという気持ちになったのを覚えています。

そして、RushBTで活躍してくれたCurrentさん…Rushに入ってくれて本当にありがとうございます。最初Currentさんのことを信じられなくてごめんなさい。今後もよろしくお願いします、応援しています。

Rushの交流戦を見ているとき

交流戦の話でいうと、Rushが勝っていても負けていても、なんとなく安心して見ていられるんですよね。未来に希望があるというか…。
普通は交流戦で負けていると、このままで大丈夫?と不安になるのですが。

おそらく、負けているときの険悪になりすぎない声掛けや雰囲気、「~しよう」や「~したい」というコールからわかる前向きなTry、行動があって、「成長する」というチームの目標に向けて突き進んでいるのがわかるから、「成長する」という言葉を負けたときの言い訳として使っていないのが伝わるから、負けていても勝っていても「きっと成長して大会で魅せてくれる」と信じて待てるのだと思います。
そして、RushBTでは期待通り、魅せてくれたと思います。

プロ対抗戦はまだこれから

とはいえ、Rushは今大会1度もプロ対抗戦出場チームと戦っていません。
RCもLVもFAVも、今大会の負けをバネに必ず成長を遂げてくるでしょう。
SZも新ロスターが発表され、不気味な存在ですし、現段階で最強と言われているCAGには大会で勝っていません。

まだプロ対抗戦は始まってすらいません。
ただ、RushBTで優勝した時のGorouさんの顔が印象的でした。大喜びのメンバーをよそに、表情一つ変えず、Winredさんのおたけびに少しニコリとしただけ。
それは次の戦い、プロ対抗戦をすでに見据えているかのよう。

Rushのプロ対抗戦での活躍を楽しみにしています。

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