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コミュニティ作りは、気付かれないようなgiveが必要だ

僕の周りには、
例えば名古屋最大級のコミュニティであるTOLANDを作った康陽さんや、
とんでもない数のファンがいる旅バーを作った洋輔さんとか、
ついこの前まで大人数のオンラインサロンを率いてたわいざんさんとか、、、

「コミュニティを作るプロ」みたいな人たちがゴロゴロいて、
とてもじゃないけれど、
その人たちには勝てそうもないし、


そんな状態で、
こんな僕如きが「コミュニティ」について語るなんて恥ずかしすぎるので、
ここ最近、明言は避けてきました。


しかし、「遊びまみれ」というコミュニティというかイベントというかを続けるにあたって、
僕の思うコミュニティ作りへの思いをみんなに知っておいてもらいたいので、
勇気を出して書いてみます。


コミュニティ作りのプロから学んだこと



まず、そういうわけで、
コミュニティ作り戦闘力高めの人を間近でみさせてもらうことが多いので、
こそっとそのやり方を盗ませてもらうことも多々あります。


で、コミュニティ作り戦闘力高めの人の共通点は、決まって「まず、与える人」なわけです。

でも、ただの「giver」じゃなくて、
シンプルかつ重要な部分を素早く「give」する人たちです。

バカな人は、「give」されてることにすら気が付かないくらいの、シンプルかつ重要な部分。


例えば、
飲み会に参加すれば誰よりも率先して盛り上げていたりとか、
どんな相手だろうと、いきなり見下したりはせず、まずは真剣に向き合ってみたりだとか、
俯瞰で周りを見て、諸々のバランスをこっそり調整してたりとか。


そういう、
バカじゃなくても気を抜くと見落としてしまいがちな「シンプルかつ重要な部分」を徹底して、しかも誰よりも早く「give」してくる。


コミュニティを作るならまずは見返りを求めないgive


で、大事なのは、本当にそこに見返りを求めてない。
なんなら彼らはそれらを「当たり前」だと思ってやっている。

だから、別に気がついてもらわらなくても構わないんです。

でも、結局、そういうところって、
気がつかなくても、
感覚としてみんな享受してしまうんですよね。


飲み会で率先して盛り上げてくれる人がいたとして、
その盛り上げてた人に好意を抱かなくても、
なんとなくその飲み会自体は好きになる。


真剣に向き合われると、いつのまにか真剣に向き合い返したくなる。


諸々のバランスの調整をしてくれていると、その人の存在に気が付かなくても、その組織の居心地の良さは格段に上がる。


コミュニティのリーダーは、もちろん、リーダーとしてのカリスマ性もあるんだろうけど、
それ以上に、こういう、自分にポイントが入らなくても”全体的”にプラスに作用することをサラッとする「縁の下の力持ち」要素も持ち合わせている気がするんです。


それを繰り返していくとやがて、
この”全体的”要素がコミュニティとして形成されていく…

と、あくまで僕個人の見立てですが、
コミュニティのリーダーたるものまぁそういう感じだなぁと。

僕が思うコミュニティ形成の肝



で、ここからは僕の話ですが、
結局コミュニティっていうのは、「何をしているか」よりも、そういう「細やかな気遣い」の積み重ねの方が大切な気がしていて。

ビジネスのことを学べるコミュニティ、
ダーツをするコミュニティ、
バスケをするコミュニティ、
野球を応援するコミュニティ、
クイズをするコミュニティ…

いろんな種類がありますが、「何をしているか」なんてあくまで入り口にしかすぎなくて、
そこから人を定着させつつ、増やしていけるかは、

結局のところ、運営する人の「人柄」が大きく作用するのかなぁと思います。

芸能人以外、ファンクラブ的なコミュニティを目指す必要はないと思っていて、

ご近所さん感覚で参加できるコミュニティが優れているのかなぁと。

ビジネスを学ぶ、ダーツをする、クイズをするとかだけが目的なコミュニティは、
それこそ他を圧倒する程の完成度やクオリティがないと長続きしないと思っていて、
「もっといいもの」が出てきた時に簡単に乗り換えられてしまう。

参加者同士の繋がりが合えば、「そこの仲間に会う」ことがコミュニティにいるメリットとして加わる。

そしてそうなってくると、
本来の目的以上のことができたりする。

悩みを打ち明けられたりとか、緊急事態に助け合えたりとか。

どうせ人が集まるなら、僕はそういう関係性まで持っていきたいっす。

だからこそ、コミュニティを作るなら、入り口(見た目)ばっか拘ってないで、中もちゃんとする必要があるよなぁとは思います。

遊びまみれはコミュニティか?ただの参加型イベントか?

そんでもって、冒頭でサラッと流しましたが、
僕がやっているzoom参加型イベント「遊びまみれオンライン」はそもそも
“コミュニティというかイベントというか”くらいの曖昧な位置にいます。

遊びまみれは、「クイズ」や「大喜利」や「トーク」などなど
いわゆる「入り口」が多岐にわたっていて、

めちゃくちゃクイズが好きな人も出入りしてくれますし、
お笑いが好きな人も来てくれますし、
かたや何も特に好きではないけど、なんとなく楽しいことをやりたい人も来てくれます。

そういう意味では、
例えば、ハイレベルの緊張感あるクイズを楽しみたい人には物足りない可能性はあると思います。

あると思いますが、
じゃあクイズでふざけるのは全面禁止とか、
あくまで競技なので馴れ合いはなしとか、
そういうことをするつもりは一切ありません。

(もちろん、進行の妨げになるほどのおふざけは厳しめに怒りますけど、そうじゃなければ基本ウェルカムです)

そんなことしたら、
クイズ好きの人は楽しめないじゃないか!とか
常連さん以外楽しくないじゃないか!
なんてことを思われるかもしれませんが、

その辺が、さっき言った、
コミュニティリーダーが持つ「気遣い力」が試されるところで、
この辺の塩梅の調整が僕の頑張りどころだなぁと思います。

だから、遊びまみれに来て、
この辺りで楽しくなかったとか、
不快な思いをしたというのであれば、
参加者は1ミリも悪くなくて、
全部僕の采配ミスだなぁと思います。

ごめんなさい。実力不足です。

遊びまみれは「放課後の公園のようなみんなが気軽に集まれる遊び場」を作るのが目的です。

「公園」は、遊具、つまりクイズや大喜利も大事な一部だと思いますが、
遊ぶ人たちも間違いなく大きなの要素だと思います。

なので、もちろん、遊具のクオリティには拘り続けますが、
あくまでそこは入り口なだけで、
もっと重要視して、
腕を磨かなければいけないポイントは「気遣い力」だったり「give力」だったりするなぁなんてことを思います。

そういうわけで、常連さんもはじめましても大歓迎です。
僕が頑張って楽しませるので、安心してきてください。



遊びまみれオンラインチケットはこちら

とはいえ気づかれざるを得ないgiveも時には必要

ただ、たまには気づかれざるを得ないレベルのgiveをするってのも大事ですよね。

みんなに飯を奢るとか、わざわざ会いにいくとか。
僕の場合はそこまで圧倒的な資金力はないので、週3回無料の「遊びまみれ」みたいなのをしています。



あと、毎週土曜にみんなでただただ4時間出入り自由で話せる場所も作ってます。
※今週はお休みですが!


たぶん、この辺りの無料コンテンツに来てくれる人ってどこかでわかってると思うんです。
「有料の遊びまみれにいかないとこれらは続かない」って。

だから、課金して「遊びまみれ」にも来てくれる。

なんだか優しい空間だなぁなんてことを思います。

いつもありがとうございます。
まだまだ頑張ります。

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