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「あちこちオードリー」「明日のたりないふたり」「経験」芸人から学ぶ自分と周りを輝かせる力。

ここ最近、
芸人さんからたくさんのことを学ぶ。

イベントを作ったり、動画を作ったり、
端くれながら、エンターテイメントに関わる人間として、勉強になることばかりだ。

今日はそれをまとめて行きます。

あちこちオードリーで明かした田村淳の司会者としての苦悩

「あちこちオードリー」の田村淳さんの回を見て、
淳さんなりのMCとしての苦悩を目の当たりにした。

MCという引き出す立場の辛さと、
そこに打ち勝った淳さんなりの哲学に胸を打たれた。

淳さんが出した結論は、司会者として、いろんなジレンマは溜まっていくが、
わかってくれる・見てくれるスタッフがいるから、それを信じてやり続ければいいというもの。

僕もほんの少しだけ、
イベントの司会をする仕事をしているけれど、
淳さんのレベルでそこまで苦悩するのであれば、
僕のレベルで思い悩むのも当然だろう。

自分自身の本音と、
司会者として求められることの狭間でいつも揺れ動く。

そして、その狭間で、
自分の真意とは違う受け取られ方をすることも多々あるけれど、

それはもう割り切って、
みんなを楽しみやすい空気を作ることに徹する覚悟を持つしかない。

でもだからこそ、日常の会話レベルですら、
話を引き出す役回りっていうのは、
まだ重宝される。

そのおかげで人に好いてもらえることもあるし、
そこから、お客さんになってくれる人だっている。

だから、日々、
「どうやって目の前の人を楽しませるか」を考えるしかないし、
その結果、精度をあげて、誤解を生むのを少なくしたり、
自分の本音をうまく混ぜていくしかない。

笑い話に薄めながら。

手前味噌だけど、
僕のイベントの一番のおすすめポイントは、
あなたの面白さを全力で引き出すということだと思う。

もちろん、大喜利やクイズという企画を通しての側面も多々あるけれど、
僕はそれ以上に、一対一のイベントだと思ってやるのが大切だと思ってる。

瞬間瞬間ではあるけれど、
イベントは、あなたと僕だけの空間だと思ってる。

僕はみんなを楽しませるんじゃない。

あなたを輝かせれる方法を常に考え続けるのみだ。

そして、それを、みんなに対してやっていく。

その結果、楽しい時間ってのは自然と生まれているはず。

明日のたりないふたりから「たりないまま」で生き抜く覚悟を知る

オードリー若林さんと、南海キャンディーズ山里さんのユニット「たりないふたり」。

12年間の活動の幕を閉じる解散ライブ「明日のたりないふたり」が無観客のオンラインライブで開催された。

もはや映画とも見て取れる2時間の漫才。

設定を常に考え続け緻密な構成で振っていくクレイジーな若林さんと、

それを全て真正面から喰らい、それでもそこに立ち続け全てを的確に打ち返す天才、山里さん。

圧巻の2時間の中で、
たしかに笑いや面白さは存分にあるんだけど、

それよりも、中盤以降、二人の12年間がクロスオーバーしていく。

12年前、まだまだ若手芸人で、人見知りで、結婚もできそうになくて。

そんな二人が12年後、司会者になり、結婚も果たしていた。

しかし、そこにもいろんな葛藤はあった。
さまざまなものを手にして「たりたのか」
それでもまだまだ「たりていない」のか。

結果的に最後となった二人のこの一年は、常にそんな二つの狭間で揺れ動いていた気がする。

そんな葛藤を、全てステージ上で曝け出す若林。それに応戦する山里。

もうその二人の姿に、自分の人見知りで誰とも喋れなかった12年前がクロスオーバーする。

12年前、たりないふたりに救われた。
そして今また、2人の結論に救われた。

たりないままでもいい。
たりないと言われててもいい。
その中で自分の見つけた最高の武器を磨き続ければそれでいい。

2人の生き様と漫才からそんなことを教わった。

僕はまだまだ人のことを怖いと思うときはあるけれど、
それだから寄り添える人がいて、
そんな性格だから笑わせれる人がいるはず。

だから、そうして近くにいてくれる人を楽しませるために、そういう人たちを輝かせるために、もっともっと楽しいイベントを作らないとなぁと思いました。

くりぃむ上田の本「経験」から得意なテリトリーで戦う大切さを学ぶ

くりぃむしちゅー上田さんのエッセイ「経験」を読みました。
圧倒的なボキャブラリー。ほぼ毎行出てくる喩えツッコミ。いや、ツッコミじゃないか。比喩表現か。

そのどれもがなんだか気持ちよくて、読む手が止まらなかった。

紛いなりにも、僕も司会をする上で、ツッコミに回ったりすることが多い。

ツッコミは反射神経とボキャブラリーが大半を占めると思うのですが、
この本を読んで自分の語彙力の少なさに絶望した。

そんな的確なワードがあったのかとイチイチ衝撃だった。

もうどこからどう勉強しようかと思ったけれど、
思えば、くりぃむしちゅー上田さんになれやしないし、なる必要もない。

そんなことをたりないふたりから学んだところだった。

僕は僕の闘い方をしなければいけなくて、
僕は僕の得意なジャンルでのワードを丁寧に磨いておく。

それさえしておけば、
人を楽しませることはできるのかなと思います。

僕は自分がすごいって思われるより、
周りの人が面白いって思ってもらえるのが嬉しい。

でも、周りの人を面白いって思わせるためには、
自分もある程度輝いてないといけない。

そのために、自分の技術も日々磨きつつ、
周りの人のことをもっと勉強して、
もっともっと輝かせれるように、
日々考えるのみです。

常に自分も周りも輝かせまくっている芸人さんから学ぶことはまだまだありそう。

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