人とは競わぬ

誰になんと言われようとも、信じてるものがあるし、信じてきたものがあるし。
それが信頼に変わり、自信に変わり、自分の中で確固たるものとなってきた。

みんなにもきっとある。
誰にだってある。

それを主軸に自らのアンデンティティを保つ。

そして、そのアイデンティティを守るために、人と争う。人と比べる。

人より勝ればその自信や信頼は「他人が認めたもの」として整理され、人に負ければそれはあっという間に失う。

ん?

この作業って、リスクに比べて、リターン超少なくね?

負けたら失って、ゼロになるっていうのに、勝っても「他人が認めたもの」という肩書きが一つ増えるだけ。

「他人が認めたもの」っていう肩書きってそんなに価値があるものなのかな?

「他人が認めた」という肩書きなんかより、自ら湧き出す自信の方がよっぽど価値がある気がする。

だって、「他人が認めた」は単なる安心材料の一つ。
自信や信頼は、そのものを決定づける大きな要因の一つ。

安心材料なんて、なくても全然やっていける。
でも、自信や信頼を失ったらもう身動きが取れない。
自信や信頼は動くための絶対条件であって、人が行動するために要するエンジンだ。

人と比べたり競ったりすることって、やっぱりハイリスクローリターンすぎる。
いや、寧ろリターンはあるのか??

新たに得られるものより、失うかもしれないものの方が大切で重要なんだから、リスクしかなくない?

人と比べる必要って全くないよね。
安心材料を手に入れるためだけの行為なんだもん。そっから新たに生まれるものはない。

「人と比べなくていい」
こんなような言葉いろんなJ-POPで耳にしてきたから、わかったつもりではいたけれど、整理してみるとこういうカラクリなんだよね。

でもみんな、とにかく安心を求める傾向があって。安心がいかにも大事なように見えてしまうから、頭ではわかっていても行動では人と比べてしまう。

安心なんて、自信や信頼に比べたらそんなに必要なものじゃないんだよ。

自分自身の自信や信頼を自分が一番信頼すること、自信に思うこと。

これが、何より大切で、これさえできていれば、きっといろんな行動をすることができる。
世界はもっと明るくなると思う。

でも、そうはいうけれど、安心のため云々ではなくて、競争社会で、人と競わないと評価されないなんて思う人もいるかもしれない。

それなら、そんな社会早めにエスケープしちゃったほうがいいよ。

きっと、そこにいるより、抜け出して、競争がない世界に行ったほうが、絶対楽しいし、絶対成長できる。

もちろん、競争がないのは、常に自分次第ではあるから、物凄く大変で、物凄く難しいことの連続だけど、でもそれ以上に得られることは絶対に沢山ある。

だから、多少怖くても、自ら行動して、自ら作り上げれる人になること。それが一番大事。

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