仲間に優しさを。

普段なんて他愛もないことでゲラゲラ笑ってりゃいいから、誰かが本当に困った時、いざというその時に助けれる人間でありたいし、そんな仲間たちと時を過ごしたい。

人は簡単に裏切れてしまう。
他人事なんて、無かったことにすらできてしまう。

でも、無かったことにしたからって、自分が救われるだけだ。
他に誰も救われない。

そして、いずれ、自分は誰からも救われなくなる。

助け合いなんて言葉は遠くどこかに消え、それで残るのは果てしない虚無感と大きな大きな孤独だけだ。

いつだって人は孤独になる。
どれだけでも孤独を愛してしまう。
多かれ少なかれ。

そんな中、お互いに少しずつそのどうしようもない孤独を埋め合おうとできる関係でいたいな。

完璧に埋め合わせることはできないとしても。

だから、最も顕著に孤独が訪れる、絶望の時や、困った時、辛い時に、そっと手を差し伸べてあげられる優しさを持ちたい。

手を差し伸べたからといって、特にどっかに連れて行ってあげられるわけでもないし、すべての問題を解決できるわけでもないけれど、一歩だけなら一緒に前に進むことはできる。

その一歩を大切に。

そして、その一歩を境として、また歩き出せるように。

これが優しさだと思う。

何か物をあげるとか、気があうとかそんなことじゃなくて。

この優しさだけでも繋がってられたら、僕らはきっといつまでも大丈夫な気がする。

そして、どこまでもまたゲラゲラ笑える気がする。

大事に。


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