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【大学を卒業しました】24時間卒業式に対する想い

とうとう、先週、大学を卒業した。

「卒業した。」といっても、

新型コロナウイルスの影響で、
卒業式自体がなくなったので、

その実感は限りなくゼロに近い。

郵送で学位が送られてきて
ボンヤリそれを眺めるのみ。

痺れを切らして一番仲が良かった
友達四人で手作りの卒業証書を作って
渡す遊びをした。

これまでの僕だったら、

意気揚々と、
大学4年間を振り返っていたと思う。

有難いことにいろんな経験をさせてもらった。

そのどれもが誇りで、自慢だ。

ただ、今はどうだろう?

正直これまでを振り返る心の余裕なんぞ無い。

度々、他の記事と、
同じ注釈を入れることになり申し訳ないのだが、

大学を卒業すると同時に、
中学生から始めたイベント業で飯を食えるようにと
この数年、必死になってイベント制作をやっていた。

それで行き着いた形が毎月テレビに出てるかのような参加型イベントをする「遊びまみれ」というものだ。

中々好評で、
やっている僕自身もすごく楽しかった。

これからの夢が膨らんでいく一方だった。


それがどうだ。

今年に入った途端、
一緒にやっていた相棒と連絡がつかなくなり、
その夢は白紙になった。

そもそも、僕にもっと力があれば、
この状況も簡単に乗り越えれたと思うので、

シンプルに自分の実力不足を痛感する形となった。

一応言っておくけど、
相棒を恨んだりは全くしていない。

むしろ居なくなってここまで何もできなくなる虚無感から、
これまでの彼の功績への感謝が湧き上がるほどだ。

まぁとにかく、
今は何をしたらいいのかさっぱりわからない日々を過ごしている。

何をするにもなんだかボンヤリしてしまう日々だ。

そんな中で、卒業式もなくなったので、
ボンヤリ感に拍車をかけている次第だ。

今、唯一背筋がしゃんとして、
くっきりはっきりワクワクできることといえば、

いよいよ今週末に控えた「24時間卒業式」だ。

これまで、散々お知らせしてきたので、
ご存知の方も多いと思うが、

僕が学生として最後に行うイベントだ。

このイベントは、今から遡ること半年前。

「とあること」から開催を決めたんだけれど、
その時は、大学卒業するタイミングでまさかこんなことになっているとは思いもしなかったので、

正直、いろんな感情が混ざりまくっている。

当初の構成では、開催を決めた「とある理由」をフィナーレで発表するっていうものだったんだけど、

もうその理由だけじゃ説明がつかないくらい、
いろんなことがあった。

紛いなりにも「企画構成屋」という、
イベントの企画構成を仰せつかってお金を頂く仕事もしているので、

この辺りは当日うまくエンターテイメント化しないといけない。

そして、
それを実現するために、

スタッフである「オーシャンズ」のメンバーが、
死ぬ物狂いで色々と調整&準備をしてくれている。
感謝しかない。

そういえば、約3年間活動してきた学生イベント団体「オーシャンズ」としても、
多分最後のイベントになる。


結成当初の写真。
今見ると引くくらい大人数。

当時みんな大学一年生。

あれから三年だ。

TOLAND TV
50時間フェス
水谷駿介独演会
24時間成人式
企画構成屋万博
オーシャンズ大運動会

いろんなイベントを一緒に作ってきた。
どの瞬間を切り取っても青春でしか無い。

あと、もちろん、
僕の大学4年間を語る上で外せないのは

オーシャンズとの思い出のみならず、

この写真にも映っている
名古屋大須のコミュニティ・TOLANDとの思い出だ。

大学一年生の夏に、
ダイノジ大谷さんの独演会を主催して、
チケットを売り歩いていたら、
代表の康陽さんと出会った。

そこから、

西野亮廣トークショー
ビル丸ごとアート展・ビルエンナーレ
大人の文化祭・ビルバン
TOLAND TV
などなどここには書き切れないくらい
本当にいろんな経験をさせてもらった。


ちょうどこのタイミングで、

今回の「24時間卒業式」もやらせてもらう

「カフェTOLAND」が移転して、
イベントスペース「クラフトの森」が終わるらしい。

詳しくはこちら

つまり、この24時間卒業式が、
僕にとって、この非常に思い入れ深い場所での
最後のイベントになる。

まじで、いろんな感情がてんこ盛りである。

そしてそして、

やはり、「遊びまみれ修学旅行」と、
タイトルにもあるように、

今回の「24時間卒業式」は、
このTOLANDでの経験が元となって
去年毎月やっていた「遊びまみれ」の一日限りの復活的な要素もある。

久々に仲間(お客さん)と会える。

始まる4日前ではありますが、

・学生として最後のイベント
・相棒との別れ、遊びまみれの休止
・新型コロナウイルスで本当の卒業式が中止
・オーシャンズとの最後のイベント
・現TOLANDでの最後のイベント

と、
いろんな思いが乗っかりすぎて、
すでに感情が爆発しそう。

でもあと4日、我慢する。

当日、24時間かけてたっぷり爆発させようと思う。

今なら分かる。
一緒にイベントを作ってくれる仲間がいることの有難みが。

今なら分かる。
安心する場所で自分を表現できることの嬉しさが。

今なら分かる。
お客さんを大好きな仲間として一緒に遊ぶことの楽しさが。

今なら分かる。
尊敬する大人たちがイベントに関わってくれることの貴重さが。

今なら分かる。
大切な人を喜ばせる難しさが。

今なら分かる。
永遠なんて絶対にないということが。

最後尽くしのイベント。

今回僕は、
主催者、そして、総合司会をするのみならず、

24時間テレビ見たいな駅伝にも挑戦することにしました。

正直、寝てない状態でどこまで走れるか。

不安です。

でも、この想いを全部背負って、
ゴールしたらなんか少しでも変われる気がするから。

頑張ります。

昨日も一緒に駅伝をやる本田と10km走った。
やるしかねぇ。

今週の土曜日曜、
1日限りの学校で開かれる
たった27時間の最後のお祭り。

よろしくお願いします。

その先で、
遊びまみれをまた復活できたらいいな。

正直、
一人で5月から再開しようと思いましたが、
仲間がいないと無理ってことに気がついたので、

相棒の帰りを待ちつつ、
一緒にイベントを作る仲間を探します。

まだまだ暗闇の中を歩き続ける感じだけど、
今週末に限ってはワクワクしてる。

楽しみだ。

追伸 24時間卒業式は、新型コロナウイルスの対策をできる限り行い開催する予定です。参加させる方は呉々も無理せず、体調管理・マスク持参などの協力をお願いいたします。

追伸2 冒頭に振り返る余裕なんてないとか言いながら振り返っちゃった。すまぬ。




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