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知能がグレーゾーンと言われた次男から学ぶ~人に伝える極意~

みなさん、おはようございます。

子供7人を育てるオンライン秘書の水崎です。

今日のテーマは
【人に伝える極意】
です。

・言ったことが伝わらない
・伝えたのに納品物が異なる
・理解されない

そんなお悩みを解決できます。

今日の結論
【めんどくさがらずに具体的に話す】
です。

昨日、次男が知的障害とのグレーゾーン
という検査結果をもらい、妻と話したことから
コミュニケーションの本質を学びました。

お子さんとのコミュニケーション、
仕事でのコミュニケーション、
夫婦のコミュニケーション。

なんにでも転用が可能と思いますので、
保存必須!

さっそくいきましょう!

次男(あんくん)
・小学校1年生の男の子
・自閉症傾向
・兄弟間では「あんくん」という呼び名


⦿次男はグレーゾーン

あんくんとのコミュニケーションで
違和感を感じたのは1年ほど前。

『言ったことが伝わらない』

・おもちゃを片付けてと言っても動けない
・会話中に全く関係のない話をする
・字が読めない

最初は眼科で言われた
「斜視(眼球が斜め上に向く)」が原因で、
字が読めない、
文字が分かりにくいのかと思っていました。

しかし、それだけでは説明がつかないことが多い。
決定的だったのは小学生になってから。

教科書が読めない。
字が書けない。
計算できない。

本人も
「頑張ってるけど分からない」
と号泣。

さすがにおかしいと思い、
近隣の専門医に相談すると知能検査を受けることに。

その結果が昨日分かりました。

『いわゆる知的障害の一歩手前。グレーゾーン程度の知能です』

なんとなくそんな気がしていましたが、
専門の先生から言われると
「ストン」
と心に落ちました。

あんくんの特徴
・見たものを脳で認識するのが苦手
(字を「文字」として認識するのが苦手)
・たくさんの情報を整理するのが苦手
・抽象的なことが苦手
(「片付けて」だけど、何をしていいか分からない)
・考え方に柔軟性がない

聞いたことは分かるようだけど、
内容が多くなったり複雑になると
あんくんの限界を超えてフリーズしてしまう。

古いパソコンに過剰な作業をさせると
止まってしまうのと似ている。

なるほど。

あんくんは多くのことを
処理をするのが苦手なようです。

⦿次男とのコミュニケーション

そこで先生と奥さんと以下のような話をしました。

あんくんと話すときのルール
・具体的に伝える
・一回の会話で一つ伝える
・できないことではなく、できることを探す
・集中できる環境で話す

さっそく試してみました。

おもちゃの片づけ編
「あんくん、車は赤い引き出し」
「仮面ライダーのおもちゃは、黄色の箱」

のように伝えると

『うん。分かった。』といい、できた!

さすが専門医。

でもここでふと思いました。

「あれ?これ仕事を部下に教えていた時と同じだ」
新人に仕事を教えるときと同じことを考えていました。

新人指導で水崎が配慮していたこと
・分かりやすく簡潔に伝える
・その人の成長度合いによって負荷を変える
・抽象的な指示はしない

あんくんの子育てへの共通点も多い。

つまり、
仕事だろうが、
プライベートだろうが
人に動いてほしい時のルールは一緒。

36才にしてようやく分かりました。

⦿仕事への転用

一緒にするなという意見もあるかもしれませんが、
あくまでも共通点であり、
水崎の主観なのでそんなに怒らないで下さい。

コミュニケーションを阻害する要因
・私の「知っている」と相手の「知っている」には差がある
・自分基準で話してしまう
・伝わらないことを相手のせいにする

この3つはコミュニケーションを阻害します。

あんくんのグレーゾーン問題から、
改めて阻害要因を意識するようになりました。

ここでは仕事への応用として
皆さんへ共有させてください。

人に行動をしてほしいなら
①分かりやすい言葉を使う
②簡潔に述べる
③伝わらない理由が自分にないか考える

簡潔に伝えることについては
20世紀イギリスの有名な政治家の
ウィンストン・チャーチルがこんな言葉を残しています。

最も伝えたいことを最も短く、最もシンプルに伝えることがベストである。

ウィンストン・チャーチル

彼はイギリスを第二次世界大戦で導き、
大きな戦いで勝利する手助けをしました。

強いリーダーで、上手に話すことができましたが、
頑固な一面もありました。

そんなチャーチルも
「簡単に分かりやすく伝えることが大切である」
と述べています。

まとめ

知能がグレーゾーンと言われたあんくんからの学びは

・人によって理解の方法は異なる
・理解できる方法を話し手が意識する
・伝わらない理由を他人のせいにしない

これからもあんくんに伝わる話し方をぼくも身に着けていきます。

それではまた!

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