「これは？」を「これも！」にしていこう

キレイで美味しそう！

これはインテリアデザイナーを本業とする @makiyoshidachiba さん がご家族のために作っている料理写真。「美味しそうな料理がカッコよく並べられそこにスケッチメモが添えられているところなんてステキ」と奥様（ボクチビのママ）に教えてもらいました。
さて、このコンテンツのカテゴリーは？と聞かれたらたくさんの人が、「料理」または「美味しいもの」と答えると思います。 @makiyoshidachiba さんはコックさんでも、料理家さんでもありませんがこれは「料理」コンテンツになります。

次は「殿堂入り」とされているクックバッドの人気レシピ。

脱サラし、旦那さんと農業をやっていらっしゃる超人気ブロガー Farmer's KEIKO さんのコンテンツ（レシピ）です。これもカテゴリーは「料理」。有名コックさんでもない人のレシピにたくさんニーズがあるわけです。
これらのように今「料理」は人気で、それはコンテンツの拡がりにより作られてきたと思うわけです。ということで今回考えたのは「ジャズももっと幅を広げてみたらいいのでは」です。

ジャズのアルバム、ライブ以外の「ジャズだね」コンテンツを探してみました。

ジャズオルガン奏者シャーリー・スコットのアルバムと貫禄のあるオーディオが撮られいるInstagramのポスト、ゴキゲンでいい感じの音がしそうです。直接音を聴くことはできませんがこういうのは「ジャズだね」に入ってもらいたい。

前にも紹介したジャズスケッチ、こういうのも入ってほしい。

これはどうでしょう、
1920年、30年頃のジャズファッションを楽しんでいるカップルを写したコンテンツ（写真）。ハッシュタグに #jazzparty と入っているのでそういうイベントがあってそこでの１コマのようです。「ジャズパーティー」「ジャズファッション」も可能性ありそう。

次は、ジャズをサンプリングしてつくられる音楽です。

ビートが大きくちがうんですよね、正直、ジャズとは離れてしまっているように思いました。でも「いや、もっとジャズを感じものもあるのでは？」と捜していたところ、ロバート・グラスパーのジャズサンプリング講座動画を見ることに、

「まちがってた！」サンプリングしている人達のジャズ愛の大きさにそう思いました。サンプリングしている音も「ジャズだね」に入ってほしい。

おまけですが、日本のヘビーメタルダンスアイドルBABYMETALの曲がジャズにカバーされている、という動画もありました。公開から20日で46万視聴とヒットコンテンツです。

他にも、ジャズ漫画『BLUE GIANT SUPREME』、ジャズアニメ『坂道のアポロン』など、ヒットしていてしっかり「ジャズだね」コンテンツになっているものもありました。

「ジャズももっと幅を広げられるか」の可能性をさぐってみたところ、埋もれている「ジャズだね」コンテンツはありますってその多くは目立つのに苦戦している。
料理写真のように広く知られるためには、「これはジャズじゃないのでは？」という考えを「これもジャズだ！」にして「いいね」を増やしていくことから、と思います。

料理をお手本として、ジャズがホットなカテゴリーになるようコンテンツ発掘していきたく思った次第です。