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母と子の歯育て(乳・幼児期①) ♪虫歯予防と歯並び育ては0歳から♪

①歯並びの土台は授乳時に作られる

歯が生えてくる頃に赤ちゃんの顎の発育が遅いと、歯の生えるスペースが狭くなり、ねじれたり重なったりして生えてしまいます。そのため、まず大切なのが授乳の仕方。歯が生える前の赤ちゃんがおっぱいを吸う行為が、唇や、舌を使う筋肉を発達させます。その刺激で顎骨も発達するからです。

②顎を育てる授乳のコツ

⑴乳首をしっかりお口に含ませ、お口全体を使えるようにします。
⑵赤ちゃんの目を見ながら授乳します。
⑶哺乳瓶の場合は、乳首が劣化するとラクに飲めてしまうため筋トレ効果が減少します。まめに新しいものへ交換しましょう。

③乳歯は3歳ごろまでに生えそろう

生後7〜8か月ごろになると赤ちゃんに初めての歯が生えます。1歳ごろには上下4本ずつの前歯が生え、2歳半〜3歳ぐらいまでに20本の乳歯が揃います。


④卒乳はいつ頃がいいの?

離乳食が始まって糖質摂取するようになると、授乳による虫歯リスクが高まります。1歳〜1歳半くらいで卒乳するのが望ましいです。

⑤乳歯は虫歯になりやすい!

乳歯は永久歯に比べてエナメル質が柔らかく薄いため虫歯になりやすいのが特徴です。痛みも感じにくいため、気づいた時にはかなり進行してしまっていることも少なくありません。乳歯の虫歯を放置していると、永久歯の虫歯リスクUP(乳歯が虫歯になった事実からお口に中は虫歯菌がいっぱいいます)、歯並びが悪くなる、変色や形成不全などの影響があります。

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