見出し画像

クオッカが見られなくても…埼玉のかわいい動物たち

noteを始めた時は、ほぼ旅の報告になるだろうと思っていたのに、気ままに旅に行けない状況に追いやられ、気づいたらマガジン"美術展レビュー"と、"旅"の記事数が同じになってた。びっくり。

今日はそんななかでも行ったマイクロツーリズムのお話。笑った顔みたいに見えるから、「世界でいちばん幸せな動物」と呼ばれているクオッカという動物がいるんですが、生息地のオーストラリア以外では埼玉県こども動物自然公園でしか見られないんです。

当たり前のように大人気で、8月は整理券がないと見られず。入場5分後に配布終了……ということでわたしはクオッカ見られなかったんだよね……。9月からは入場が予約制になったみたいで(もっと早く導入してほしかった!)整理券が必要なのは土日だけみたい。詳細は要チェック!

でも、クオッカ以外にもかわいい動物がいっぱいなのでした。埼玉すごい。

この子はネズミの仲間、グンディ。まるっこいフォルムとふわふわしてそうな毛並みにきゅん。

画像5

見つめていたら急にピーーーンと足を伸ばした…!なぜ…!笑

画像5

グンディも日本では埼玉でしか見られない珍しい動物。しかしその足のかわいさはなんなんだ……!

そして一心不乱に一点を見つめているマヌルネコ。彼には何が見えているのか…

画像2

そして猛暑で夏バテ中のレッサーパンダ。気持ちとても分かるよ……。

画像6

ミーアキャットとバチッと目が合う。

画像7

とんでもなく敷地が広い埼玉県こども動物自然公園。上野動物園ぐらいをイメージしていると痛い目に遭う(笑)。でも動物たちにとっては展示エリアが広々していて、過ごしやすいだろうな~と思った。

この園内にあるビアトリクス・ポター資料館もよかった(別途入場料が必要)。遅刻した友達を待っていて、避暑的な気持ちもあって入館したんだけど、久しぶりにピーター・ラビットを読み返したくなった。

ピーターラビットシリーズでいちばんお気に入りなのは「こねこのトムのおはなし」。イヤイヤよそゆきの服を着させられたトムに自分を重ねちゃう。

知人の息子に出した手紙がきっかけで、ピーターラビットを出版しようと考えたビアトリクス。でも出版社に断られまくって、最初は自費出版で出したんだって。断った編集者の見る目のなさたるや(きっと激しく後悔したんだろうな~)。

画像3

そしてピーターラビットが人気を集めても、キャラクターの版権などをビアトリクスが簡単に手放さなかったから、キャラの使用料などを絵本の舞台・英国湖水地方の自然を守ることに使えたそう。印税で湖水地方の土地を購入して、亡くなったときにはナショナル・トラストに全て寄付。本当にかっこいい人だ……。

画像4

"ヒルトップ農場"を再現した資料館は、蔦の生い茂りかたがいい感じ。ここで絵本やグッズが買える&ナショナル・トラストへの寄付になる……ともっとよかったなぁ…と思いつつ。

わたしは暑さが落ち着いた秋以降に、もいちどクオッカに会いにいってみようと思う。そしてぜひここに来たら、車で5分もかからないところにある「埼玉県平和博物館」にも立ち寄ってみてほしいな~。入場無料でしっかり学べるし、眺めのいい展望台もあるしで、とってもおすすめです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?