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【詩のようなもの】 逃げるが勝ち 【過去詩】

【逃げるが勝ち】

納得できないこと いつだって理不尽

相手側にだって大義名分あることは
分からないことじゃないが
相手はこちらのことをお構いなしに
踏み絵を踏むように土足で荒らす

争いたくないのにそうせざる得ない
憎みたくないのに悪意ある目になる
だんだん自分も嫌になっていく

回り回って敵味方の分別がついても
今まで通りとはいかない虚しさで
勝ち負けを越してどうでもよくなる

納得できないこと 一度抗ってみて
その後で人の悪い面しか見えないなら
やっぱりそこに勝ち負けは無いから
もうさっさと退いて逃げてしまえばいい

逃げた先で笑いながら言えばいいよ
「逃げるが勝ち」


最後まで読んでくれてありがとうございました。
過去の詩のようなものから再掲した作品です。
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水宮 青