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着物出張買取りの青年


ポストに入っていた
着物出張買取り大手のチラシを見て電話し
今日実際に査定士さんに来て頂いた


年配の方がいらっしゃるのかと思っていたが
20代前半のスタイルも顔も良いピシッとしたスーツ姿の青年が来た


人好きの次女は喜び隙あらば話しかけ
お相手してくれつつも慣れた様子でさっさか作業
写メを送り3人体制でリアルタイムで価格決定をするとのこと

なるほどこれならよほどの目利きでなくとも着物・宝石・ブランド品・古切手など幅広く現場対応ができるわけだと納得した
 

しかしながら明朗快活なその青年
聞けばお爺さんが浅草で宝石屋さんをやっていたので、幼少期から色々目にしていたそう
そして数年前から親しみある浅草に一人暮らしだという
いいなー


サッカー特待で高校に行き大学も決まっていたが膝を悪くし入学取消しでいっ時グレたのち現職に就いたとのことで
次女が漢字の宿題をやるのを見ながら
自分は漢字が苦手だし偏差値も本当に低いと言っていたが
自虐により自分の今現在のデキる具合をアピールする様な気持ち悪さは微塵も感じられず
ただ好青年だと思った

お茶菓子が無いもので
先日数年ぶりに買った箱キャラメルの残っていた銀包み3粒と濃い目に淹れたコーヒーはブラックを


コロナの影響で飲食店を閉じたという友人の話を聞くも
20代前半らしく悲壮感はなく
むしろこれからいくらでも挑戦できる明るさを感じた


私が18〜19で子供を産んでいたらこんな歳なのかと
それ位で子供を産み4人の母であり第二の人生を謳歌している従姉妹の事を思い出した

箱ひとつ分

荷物は減り

楽しい時間が残った


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