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...だけど心はリッチねー【14フィリピン編】

※写真は本記事に出てくる
友人ジェリックとです

これまでに沢山の海にも訪れたが
ここパラワン島にあるエルニドの
海は群を抜いて綺麗だった。

どれだけ精巧なカメラや
どれだけ上手に表現できても
生で見た際の感動には及ぶことはない。


んー…ネットの声も
強ち間違いではない場合もあるのね。

これまでの旅で、後にも先にも
ここ以上に綺麗な海には出会えていない



そんなこんなでツアー中もガイド兼船員の
ジェリック(22歳男)が何かと色々
気にかけて面倒を見てくれた。

単純に1人虚しくカヌーを漕いでるのが
憐れに見えたのか、
※前話【運命的な…】より

https://note.com/mizuki0120/n/n1bc1c0b06008



純粋に変な日本人に興味が湧いたのか…

ツアーも終え、解散したのが16時頃。



ジェリックから夜メシも誘ってくれたので
彼の仕事仲間や地元の友達も呼んで
どんちゃん騒ぐこととなった。


彼らとはエルニドに滞在していた1週間を
ほぼ毎晩飲んで一緒に過ごさせてもらった


彼らと色々話す中で
日本はほんとリッチな国だよなー
なんてやり取りがあった。


海外へ訪れるまで日本が世界的に見ても
どれだけ裕福な国なのかをその当時は
全然分かっていなかったが、
旅を続け3年も経つと実感してくる。


フィリピンだけでなく他の国へ訪れた際にも同じことを言われることが多かった。



日本での新卒で入社した際の
平均的な給料はおおよそ20万前後。
業種や地域によっても異なるが
ザックリとはこんなもんでしょう。

フィリピンの公務員の給料は
平均月3万円前後。(2017年ジェリックより)


ジェリックに関しては平均よりも
もっと下だと、笑いながら話していた。


彼が自分のようにフラッと
日本へ訪れて、普通の宿に泊まり
コーヒーを飲んだり、観光に行ったり、
飲みに出かけたりすると考えると
最低でも5年はコツコツと貯めて、
ついでに韓国も遊びに行っちゃうか〜
なんてことはかなり難しい。



もちろん、家賃や食費といった
物価の違いはあるにしろ、
彼らからみると海外でもある程度    好きなものが食べれて普通に観光に行き、
お土産を買えたり出来る
日本人はリッチに見えるのだろう。


いつかの客引きにこんなことを
言われたのも思い出した。


日本人はリッチだけど、
心はリッチじゃないネー、
私達はリッチじゃないけど、
心は毎日リッチねーhahah


その時はあまりにしつこく
客引きをしてくるもんだから
邪険にしてしまい、これ以外にも
罵る言葉も合わせて言ってきた。


「うるせーコノヤロー」
ぐらいしか気にも留めなかったけど、
しばらく時間が経つと妙に心に引っかかった

図星を突かれたような…
そんな感覚。



ジェリックらと過ごしてると
それが如実に感じられた。

仕事一つとっても、真面目に
やってるかと言われれば
そう言うこともなく、
女の子のナンパに行っては玉砕してきて
ボスから怒られていたり

元々やりたい仕事ではなかったが
気付けばその仕事に誇りを持っていた、 らしい。



お金という点では裕福ではないけど
全力で今を楽しんでる彼らが
私から見ると凄く豊かに映った。



日本でサラリーマンをしてる時には
あれが欲しい、これが欲しい、
手に入れるにはもっとお金が必要に感じ

だから好きでもない仕事を続け

旅行にも行きたい、時計が欲しい
スーツが欲しい、周りに合わせて
高いレストランで飲んで食べて

いつまで経っても満たされない日々…

毎日お金のことや仕事のこと
人間関係と戦って、


しばらくそんな生活をしてると
そこに疑問すら感じなくなって
いつしかそれが当たり前になって…


※【1人あいのり】にもサラリーマン時代を若干綴ってます。
https://note.com/mizuki0120/m/m932eb2c66b96


ある晩、いつものようにジェリックらと
飲み明かし、いつものシメで
超ローカルな謎のスープを飲むため
小汚い屋台へを案内してくれた。


それこそ看板もなく、メニューすらない
地元民しか来ないような店。


1杯10円程度でそこにチキンを入れたら
20円とかそんな感じだったはず。


多分日本で言うとこのシメの
ラーメン的なノリかな。


溢れんばかりにチキン(?)が入った
謎のスープをご馳走してくれたり、
地元民しか知らないような
秘境スポットに連れて行ってくれたり


お金どうこうという話しではなく、
会って間もない外国人(私)に
少しでも喜ばせようとしてくれる
彼らの心もまた凄く素敵に思えた。



いつかの客引きが言っていた
「心は毎日リッチねー」というのは
見返りを求めない純粋な心の在り方
気づかしてくれたそんな出逢いだった。

〜続く〜

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