自分で自分に期待できることが成功の第一歩

ピグマリオン効果とゴーレム効果という心理的な傾向があります。

ピグマリオン効果とは人は期待に対して、
それに応えようとする心理傾向。

これは教育現場での実験で確かめられた効果で、
教師があるランダムに選ばれた生徒に対して、
期待を持つような情報を与えられた。

そしてそのように接された生徒は実際に成績などが上がった、
期待されたことでそれに応えようと行動したのです。

ゴーレム効果はその逆で負の期待をされると、
実際にその期待に応えてパフォーマンスが下がるというもの。

このように人は期待に応えやすい心理傾向を持っているのですが、
必ずしも他者から良い期待を得られるとは限らない。

むしろ、何か新しい困難なことを始めようとした時なんかは、
できるわけないとか才能がどうとか、
負の期待をかけられることのほうが多いでしょう。

そんな負の期待に心を折られて挑戦を断念してしまう。

そんな話はよくあるものです。

ですが、何かで成功したいと思うなら、
まず真っ先に期待をかけるべきは自分自身。

自分で自分はできると期待をかけることです。

そうして本気でエネルギーに溢れる状態で行動していけば、
そのうちそれをみた誰かが徐々に応援してくれるようになる。

成功を期待してくれるようになって、
それがまた行動の原動力になっていきます。

どんなものでもそうですが自分が成功するために、
必要なものが常にあるわけじゃない。

自分で必要なものを得るための行動をおこしたり、
あるいはない中で試行錯誤を繰り返したり。

必要なものを自分で得なくちゃいけないこともあって、
期待も待つものではなく得るものなのです。

そしてそのためにはまず自分が期待すること、
自分はそれを達成できるんだと思えること。

そういう意識を持てることが大事になってくる。

逆に自分が期待できないなら誰に期待されても、
おそらく何も成すことはできないでしょう。

なので、まずは自分で自分に期待を持つということを、
ぜひやってみてもらえればと思います。

では、今回はここまでです。