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毎日ブログ 75日目(2020/5/13)
(※この記事は自社ホームページからの転載記事です)

芸人のぺこぱが好きです。
松陰寺太勇さんの独特のツッコミが耳から離れません。

先の記事の中でも

笑いのセンス『も』
世間一般の方々とずれている

お笑いのセンスは世間から見たら
圧倒的にマイノリティ

などと自虐的に書きましたが、
M-1などの賞レースで
私が面白かったと推したコンビは
毎回優勝できないという…


昨年末のぺこぱの二人も
まさにそのパターンでしたが、
最近はいろいろな番組…
と言っても今は収録自体がないようですが…

色々な番組に出ているようで
嬉しい限りです。

ペコパ

個人的には、
「時を戻そう」
が好きで、一人でこうしてブログを書いているときに
入力ミスをしてしまった時に
思わず口にするフレーズですね。


しかし何よりの魅力は
松陰寺さんの「肯定ツッコミ(仮)」とでもいうのでしょうか、
とても新鮮に目に映ります。


私も講座などでファシリテーションを行うときは
参加者の意見を肯定し受け入れ、
+αをして返すことを心がけていますが、
通ずるところを感じます。


先の技法を
「Yes and」と言います。


日本人に多いのは「No but」です、
残念ながら。

A:「私、歌手に成りたいんです」
B:「いやいや、成れる訳ないよ。売れるのなんてごく一部の選ばれた人だけだよ。君には無理だよ」

否定×否定でAさんは
これ以上話を続ける気になれなくなってしまいます。


ここ20年~10年くらいの間に増えてきたのが
「Yes but」です。

A:「私、歌手に成りたいんです」
B:「きっとなれるよ。でも、それより公務員のが安定するよ」

応援しているように見えて、
全然応援していませんよね。


私がお勧めして
もちろん私も気を使っているのが
「Yes and」です。

A:「私、歌手に成りたいんです」
B:「いいね、貴方ならできると思いますよ。
   貴方なら俳優もなれるんじゃあないかな」

受容した上に+αを加えます。


+αは先のAさんの希望に沿うのが理想ですが、
別に全く関係のない物でも良い場合もあります。
受容した上で、別の道を示すという事です。


文字面だけでは無責任な発言にも
捉えられかねませんが、
Aさんの真剣さと同じ熱量の真剣さで
応えるのが大切です。


私としては、
ぺこぱ松陰寺さんが売れに売れて、
「肯定ツッコミ(仮)」が社会的に浸透し、
日常の会話の中でも
相互の肯定関係が広がることを望みんでいます。


考えるだけで愉しみですねぇ~^^

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