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キャリア的視点217 -心の旅路:キャリア開発-


毎日ブログ 217日目(2020/10/2)

心ときめく鉄道の旅

皆さんはどこか遠くへ旅行に行くことは好きですか?
私は生来のインドア派ですが、それでも何回かは旅行をしています。車で行ったり、電車に乗ったり、その時の気分や人数などで決めています。
特に電車が楽で良いんです(^^)
仲間といればワイワイお喋りしたり、気ままに外の景色を眺めたり、寝ることもできますからね^^;

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古き日本のキャリアを鉄道に例える

キャリア開発を鉄道に例えると、これまでの日本型雇用システムによるキャリア開発は単線鉄道です。
新入社員という始発駅から、代表取締役社長という終着駅まで、会社という電車に揺られながら、時には悪路に見舞われながら、それでも途中下車しなかった人が昇り詰める。たまに停まって電車とすれ違い、そこに乗っている人を見送る。

一本道で線路が別れていないから、キャリアを選べないんです。選ぶ必要もありません。選ぶ必要もないから、みんなキャリアに対して無関心になっていました。
たまに鉄道会社が切り替えをして初めて別の部署に異動する。そんなイメージです。

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これからのキャリアを鉄道に例える

対して現在の欧米各国のキャリア開発は、そしてこれからの日本のキャリア開発は、正に鉄道網の様に複雑です。自分が行きたい所へ行きたい様に行けるのが特徴です。

鉄道会社も1社ではありません。自分で選べるのです。乗り継ぎも自由です。
途中下車もできます。再乗車もできます。
終着駅も人それぞれです。終着駅までの道のりも自由です。
先の単線登山鉄道ももちろん選べます。
行きたい所まで特急で行きたい人は、料金を支払って講習を受けたり、資格を取ったりする訳です。新幹線のような必殺技じみた方法もあるかも知れません。
また各駅からはバスも出ていて、より目的地に近いところまで行けるのも嬉しいですよね。

だからこそ、これからの時代は、個人個人がキャリアに対し関心を持ち、責任を持ち、作り出していく必要があるのです。

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行きたい終着駅が見つかっていなくても電車は進みます。最初に乗ったまま、各駅停車で進みます。気づいたらもう中年と呼ばれる年になっているかも知れません。
しかし慌てることもありません。人生100年時代のキャリア開発は、いつからだって間に合います。遅くなった分、到着駅につき時間も遅れるかも知れれませんが、「間に合わない」ということはありません。

これはニューキャリア理論のプロティアンキャリアで解説される事です。こちらでも書いていますのでご覧ください(^^)


目的の駅に着くために

何より大切なのは本人の意識です。

自分がどの路線のどこにいるのかを知って、自分の中間駅や到着駅を明確にすることで、向かう進路などは決まっていきます。
東京駅から新宿駅に行きたいのに、山手線に乗り込む人はあまりいないと思います。品川とか渋谷とか、又は秋葉原や池袋などに用があるならそのルートでしょうが、やはり直通ルートである中央線の方が早いですよね。

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今自分のキャリアはどんな状態なのかを把握し、自分がどんなキャリアを構築したいのかを明確にする。これが決まれば後はどうすれば良いかは逆算して考えればすぐに分かりますよね(^^)

後は実行するだけです。どの電車に乗って、何を学べば良いかが分かれば後は乗るだけです。

いってらっしゃい(^^)


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