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発達支援 ESDMはどこから来たのか?

まだまだ、ESDMを疑っていますが…。
そもそも、どうしてこの本と格闘しているかといいますと、職場でESDMを始めることになったからなのです。

それでも、ESDMに光を感じたのは概論の中に〈子どもに選択させ、子どものリードに従う〉とあったからです。

ESDMはABA、PRT、デンバーモデルの3つの介入方法を融合させたもの…ということです。

ABAからは
・ ABC
・ 望ましい行動のプロンプト
・ プロンプトを徐々に減らすこと など

PRTからは
・ 子どもの試みを強化する
・ 新しい行動の指導と既習スキルの維持の指導    を交互に行う
・ 強化子は、子どもの反応や行動と直接の関係がある(外因的報酬ではない)
・ 活動の間に順番交代する
・ 指示や他の結果を明瞭に伝える
・ 子どもに選択させ、子どものリードに従う

デンバー・モデルからは
・ 大人は、子どもの情緒、覚醒、注意の状態を調整し最大化すること
・ 大人は自らのポジティブな感情を活用すること
・ 始めから終わりまで交代しながら、二者間の結びつきで進行する
・ 大人は、子どもの合図に敏感かつ迅速に反応すること
・ 数多くの多様なコミュニケーションの機会を創出すること
・ 活動を発展させること
・ 子どもからのコミュニケーションに適切な長さで反応し、実用的であること
・ 遊びから遊びへの移行は効果的に統制されること

そして、これらを組み合わせることで
子どもに物よりも遊びのパートナーへの感度と反応性を高めるような脳内神経ネットワークを刺激し、形成したい!
ということのようです。

「子どもは集団で伸びる!」を実感してきたわたしにとって、今までは「個別」の意味はあまり感じられませんでした。
しかし「もしかしたら、メリットはあるのかも…」という気持ちもないことはないのかも?

どちらにしても、大切な子ども時代です。
『あ〜楽しかった♫』と思えるような発達のお手伝いをしていきたいと思います!

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