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『愛と同じくらい孤独』/ブックレビュー

 2018年にウェブサイト「高校生と、かつて高校生だった人たちのための読書案内」に寄稿したブックレビューが、このたびAmazon Kindleから電子書籍化された。私は『愛と同じくらい孤独』フランソワーズ・サガン著/朝吹由紀子訳 を紹介している。
 書籍化じたい思いがけず、光栄に思っている。ここ数年、読むことからも書くことからも離れていたので、自分自身の刺激になった。これを機に、日本語で書くことを日常に戻していけたら、と思う。

 私は、2000年以降、音楽誌やウェブサイトを中心にライティングをしてきたが、自分自身が創作をしたいと思いはじめ、2004年あたりから小説を書きはじめ、早稲田二文(表現芸術専修)へ行った。在学中も卒業後も、何度か新人賞に応募した。編集者であり「高校生と、かつて高校生だった人たちのための読書案内」主宰の鈴木朝子さんは、もともとお仕事を一緒にしたことがある方だが、私の小説に目を通してくださる、貴重な存在でもある。時は経ち、ここ近年はとくに自分でも驚くほど書くことから離れていたが、この発売をきっかけに、本来の自分へ、書いて表現することへ、ふたたび戻ろうと思う。

 

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