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2024年上半期を振り返る

2024年5月1日をもちまして、独立してから2期目を迎えさせていただきました。
これもひとえに皆様の温かい御厚情の賜物と心より深く御礼申し上げます。

そして、あっという間に2024年も折り返し地点を過ぎました。
2期目を無事に迎えられた中で、2024年上半期(1月-6月)を振り返りたいと思います。

ちなみに2023年度の振り返りは以下をご参照ください。


2024年上半期の活動報告(全体像)

2024年1月から6月末までの活動実績は以下のような感じです。
かきだしてみると、我ながらたくさんのお客様に、さまざまな関わり方をさせていただいているなと思います。
飽き性なので、これぐらい雑多な方が楽しんで仕事ができるんでしょう(苦笑)。

・所属法人:法人全体のHP・SNSの広報担当
      法人全体の中堅層・リーダー層向け研修(LSP®研修など)
      会議のファシリテーション(PDCA)
      デジタル化推進(グループウェア)
新たなコンテンツ作成:BCPシミュレーション研修
            LSP®研修(ランドスケープ版)
A法人(群馬県) :第2期(2025-2027)中長期計画策定
            次期幹部層・次世代リーダー層向け研修
            接遇・サービス点検(デイ)
            事業計画の進捗会議(デイ・特養)
B法人(東京都):接遇・サービス点検
C法人(神奈川県):会議のファシリテーション(PDCA)
            中堅層・リーダー層向け研修
               特養・SSの経営改善に向けたコンサルティング
            SNSの広報担当
D法人(神奈川県):LSP®研修を通した組織づくり(PDCA)
E法人(神奈川県):接遇・サービス点検
            虐待防止委員会のファシリテーション(PDCA)
            特養・SSの経営改善に向けたコンサルティング
F法人(茨城県)
   
:生産性向上向上推進委員会のファシリテーション(PDCA)
    経営層向け研修
    (ハラスメント、個人情報保護、BCPシミュレーション研修)
G法人(神奈川県):ハラスメントの外部相談窓口
               ハラスメント研修(リーダー層、一般職層)
H法人(神奈川県):人事考課制度構築支援

(※下期からスタート)
I社会福祉団体(東京都)
          
:集合研修講師(対人援助、相談援助、生産性向上)
J社会福祉団体(神奈川県)
   
:集合研修講師(BCPシミュレーション研修、リスクマネジメント)
・K社会福祉団体(東京都)
:登録講師派遣事業
L評価機関(東京都):東京都福祉サービス第三者評価

4月以降、お付き合いのある会計事務所様からの新規のお客様との出会いもいただき、1期目に比べても忙しくさせていただいております。

BCPシミュレーション研修

令和6年度介護報酬改定を踏まえ、作成が義務付けられた事業継続計画(BCP)の訓練(シミュレーション)や見直しが求められるようになりました。
ただし、訓練(シミュレーション)や研修を行っていなくても、「事業継続計画未策定減算」の対象にはなりません(しかし、有事の際に混乱を招かないよう、職員への周知や訓練、研修はしておいて損はないですね)。

すでに大きな反響をいただいており、8月の集合研修は満員御礼で、9月・10月に2回目の研修会を企画していただいております。
集合研修の場合、他法人とのグループワークとなるため、多様な視点や取り組みを共有する機会になると思います。
ただし、自法人の職員にBCPを浸透させたり、組織的に見直しを進めていくためには、1法人(施設・事業所)での単独開催をお勧めいたします。

8月から所属法人や社会福祉団体で実施していきますので、後日、その様子をご紹介させていただきます。
研修をご希望の方は、下記QRコードからお申込みください。

レゴ®シリアスプレイ®(LSP®研修)

昨年同様、今年も「レゴ®シリアスプレイ®メソッドと教材を活用した研修(LSP®研修)」を実施させていただいております。
所属法人でも全職員を対象に定期的に実施していますし、今年度からLSP®研修を通した組織づくりに着手された法人もいらっしゃいます。

下半期には、ランドスケープというレゴ作品同士などを考えながら組織が抱える経営課題を解決する手法を研修内で実施する法人があるため、教材の購入やレジュメ作成を行いました。

(参考)ランドスケープのイメージ

次期幹部層・次世代リーダー層向け研修

階層別研修や特定の階層を対象とした研修を行っています。
3年以上お付き合いのあるお客様が多く、研修を受けて下さっていた方が施設長や事務長になられたとお聞きすると、なんだか熱い気持ちが込み上げてきます。
お客様の中には「〇〇会の非常勤職員」と仰ってくださるほど、深いお付き合いをさせていただいており、最初のご依頼を経て、新しい取り組みに展開しているお客さんが多くいらっしゃいます。

そんな中、ある法人の理事長が次期幹部候補者研修の冒頭で、「皆さん、今日はここへ何しにきましたか?」と受講者に緊張感を与える一言を仰られました。
次期施設長や次期生活相談員など、役職者の世代交代を行う上でその候補者がいないという課題に直面している法人が少なくありません。

キャリアパスでは等級ごとに経営層や課長・係長などの期待人材像が示されていますが、例えば、「経営管理を行う」「リーダーシップを発揮する」といった内容を満たせるための人材育成(研修や指導)が行われていない実態があります。
職員の資質や独学だけで「経営管理を行う」「リーダーシップを発揮する」を委ねられてしまっては、その職に付きたいと思う職員は出てこないでしょう。
次期施設長や次期生活相談員などに求められる専門性を身に付けられるよう、人材育成の仕組み(法人の階層別研修や外部のマネジメント研修)を確立したり、キャリアパスの期待人材像に照らし合わせて計画立ててマネジメントについての指導・育成を行うことが現在の施設長や生活相談員の責務といえます(退職してポストが開いたからといって、必要な指導・育成を行っていない職員を当てることは精神的な虐待だと思います)。

理事長という経営トップが上記のような発言をされるぐらい危機感を持って、役職者の世代交代を計画的に進めていきましょう。

下半期に向けて

2024年度の抱負として、深さ、広さ、奥行きを広げていくことを目標に掲げています。
下半期にはBCPシミュレーション研修の実施やLSP®研修の新たな手法の導入など、深さや広さを広げていくことになります。

2024年はこれまで行ってきているコンサルティング内容をブラッシュアップさせ、専門性やレベル感を高めたり(深さ)、バリエーションやパターンを増やしたり(広さ)、業務提携している会計事務所と連携した経営課題への対応力向上(奥行)に取り組みたいと思います。

2023年の活動報告と2024年への抱負

また、「経営心理士」という講座を受講していく中で、異業種の方とセッションを行ったり、知らず知らずのうちに行っていたことが体系的に知れる機会にもなり、奥行が徐々に広がっていっている実感があります。

学習知を体験知にして、成果を上げていきたいと思います。
独立し、さまざまなご縁を大切にしながら、下半期も取り組んでいきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。

管理人

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