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Don't think.Feel.
人は思考という風船の中で生きていると思う。
いつも考えてばかりいる。思考の風船の中に入っていることすら気づかない。
風船の中から外は見えない。
見えるのは、風船の内側のスクリーン。
そのスクリーンに写っているものは空想。
自分が作り上げたものが写っている。
そして、それを現実の世界の出来事だと思い込んでいる。
人間関係に悩んだり、過去のことに囚われたり、先のことを不安になる。
すべて風船の中の
何をするために生まれてきたのだろうか
〜「フィーヒ・マー・フィーヒ」 マウラーナ著 「ルーミー語録」からの引用〜
『彼(イブラーヒーム・イブヌ・アドハム:スーフィズムの代表的人物)がまだ(バルフの)王子だった頃のことである。ある日狩りに出た彼は、一匹のカモシカをおって馬を駆ったが、そのうちお供の兵士たちから遠く離れてしまった。馬は疲れ果てて汗びっしょり、それでもなお無理に駆り立ててゆく。広漠たる砂漠の真っ只中で、ついに精根尽き果てた
非二元(Non duality)はいつもそばにある
トニー・パーソンズが『オープン・シークレット』で次のように書いている。
『ある日、私はロンドン郊外の公園を横切っていた。歩きながら、未来に対する不安や期待で頭がいっぱいなことに気がついた。そして、そうした予想を手放して、ただ歩きとともにあることを選んだように思えた。一歩一歩の感触、圧力がそれぞれまったく違い、ある瞬間にあったものがつぎの瞬間には消えていて、同じ形で繰り返されることが決してないこと