メデューサの髪型
ギリシア神話の中で、女神アテナより自分の方が美しいと言い、その怒りを受けて怪物になってしまった女性がいます。その名前がメデューサです。小学生の頃、本で読みました。
夕食の時にイノ娘がふと思い出していいました。「メデューサって、髪の一本一本が蛇になったのなら、すごい数だよね? あたまが爆発しない?」
ウシ母「だから絵では広がっているじゃん。」
イノ娘は何となく疑問な様子。
イノ娘「頭の上まで来ない? 」と自分の髪を上の方に持ちあげます。どうやら絵に疑問がある様子です。
彼女の中ではシャンプーハットのように顔を中心に蛇の髪がうずまいているはずなのに、そうではないのが腑に落ちないようです。確かにシャンプーハットのメドューサの絵はあまり見ません。耳から下が蛇になっている絵を思い浮かべます。
ウシ母「怪物だからね。(ヘアスタイルはどうでも良かろう)」
とひらめくウシ母。もしかして髪の毛が一本づつ、3センチほどある蛇になった様子を想像しているのかも。
ウシ母「髪の毛の太さはそのままですごく細い蛇になったんじゃない?」
イノ娘「蛇だよ? うにゃうにゃしたら膨らまない?」
ウシ母「うーん。分かった、あの時代の人は、たくさん三つ編みをしてたんだよ。三つ編み一本につき一匹のへびになったんだよ。」
イノ娘「ドレッドヘアみたいな? うん、それなら」と納得した様子。純真な娘は今日も騙されています。
おまけ
メデューサですが、大人向けの説もあります。女神アテナの神殿で、海神ポセイドンとあれこれしていたのが原因だそうです。今回知りました。
私が知っている説にはポセイドンがでてきません。神話の不思議ですね。
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