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【高橋 瑞恵】2021.05.01 春のしもふさクリテリウム120分エンデューロ女子 優勝 レディースクリテ8位

下総クリテは、昨年の秋以来。チームからは、主人とTOMIさんと私の3名。
女子のエントリー数が6名ととても少なく、その中に先日の袖ヶ浦でゴールまで一緒の集団で走っていた女子選手がいたので、その選手の動きだけはチェックしておく。

整列は割と前に位置取って、8時スタート。
横にフラフラしたり挙動の怪しい人が多くいて、そういう人には近づかないよう雰囲気を感じ取ってペースが落ち着くまではとにかく集中していたけれど、ローリングスタートが解除される1周目が終わる坂で、私の左前方で落車が発生。1周目から落車を見てしまうとは・・・と先行き不安になる。
次の周でも坂区間に入る手前で、コースを塞ぐ規模の大きな落車が発生していて、私はブレーキで間に合いすぐ再スタートすることが出来たけれど、私よりも後ろの選手は立ち往生に遭ったかもしれない。

ここから数周回走っていて、私が先頭で走っていたタイミングにMATRIXの招待選手が来てくれてしばらくの間引いてくれた。なんていいタイミングなんだろう!と心の中で何度思ったか。今日は結構風が強くて、下り区間ぐらいしか休める所が無い。けれど招待選手名が書かれたゼッケンが背中に貼られていなくて、どなたなのかその時点では分からなかった。そしてもう1人小森選手が合流してくれたけれど、その時私の前を走っていた選手が小森選手を呼んだ時の声で安原監督さんだったことが発覚。

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photo:齊藤 高史さま

小森選手と安原監督さんの後ろを死守しながら周回を重ねていくうちに、事前にチェックしていた女子選手をパス。全女子選手をパスできたようなので、ここからは安全にゴールすることを第1にさらに周回を重ねる。
私の集団にさらに招待選手が2名合流してくれ、残り1周になると今まで後ろにいた選手達が前にたくさん出てきてちょっと危険な雰囲気がしたので、無理して前に出ずそのまま招待選手の後ろでゴールまで。

招待選手の後ろでずっと周回を重ねられたことが、無駄足を使わず省エネ走行につながったと思う。アベレージも37キロだったので、とても嬉しかった。


レディースクリテは5周回。チームからはYOPIさんと私の2名。
120分エンデューロが終わって約2時間後の11時56分スタート。

YOPIさんとスプリントレースは初めてで、特に作戦というのは無かったけれど、基本的な仲間の逃げを仲間が追うのはNGとだけ伝えてスタートラインに。120分エンデューロで勝てたので、クリテはいつもと違った展開をやってみたいなと。

スタートして割とすぐにローリングが解除され、Qリーグ紫のチャンピオンジャージを着たヒロセ選手が一気にペースを上げるが、すぐに吸収。ここから4周目まで特に展開も無くひとまとまりだったので、4周目が終わる坂区間で集団がフッと緩んだ時に、ペースをグッと上げて集団から抜け出てみたが下り区間に入る間に失速してしまい、もう一踏ん張りが出来ず。下り区間入ってすぐあたりで集団につかまって、再度ひとまとまりに。
私が抜け出てYOPIさんが脚を休められていたらいいなと期待をしつつ、坂区間に入るあたりで5番手ぐらいのポジションにいたけれど、もう脚が残っておらずスプリントも腰が上がらずに失速してしまい、3,4人ぐらいに抜かれてゴール。

逃げとは程遠くただの一瞬のペースアップだったかもしれないけれど、自分の限界値を知ることも出来たから挑戦してみてよかったと思っている。逃げを成功させるのは容易ではないということが、このレースで体験できた。

今後は2人でレースの展開を作ることが出来たらいいなと思う。

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