【高橋 瑞恵】2020.08.02 第51回JBCF東日本トラック
私がトラックレースに出て驚かれた方もいる思いますが、主人が私の知らないところで(勝手に)エントリーしていました。もちろんトラック車両は持っていないし、乗ったこともないのに・・・。
出るからにはちゃんと練習しなくてはとレース3週間前ではあるけれど、車両をお借りするチームメイトの武田さんや主人の練習仲間の清水さんと一緒にレース会場と同じ長野県松本市の標高1,000mぐらいのところにある美鈴湖バンク(1周 333m)へ。乗り方から降り方と手取り足取り教えてもらい、武田さんと清水さんと主人の後ろで一緒に走ってとにかく走りに慣れさせないと。最初は傾斜のついたバンクがすごく不安で、いつ転んでしまうんじゃないかと恐る恐る走っていたけれど、、、半日走ってみてなんとかレースには出られそうだという感じでレース当日を迎える。
土日の2日間で開催され、チームからは私含め6名がエントリー。私は1日目にレースが無いため微力ながらサポートをし、2日目にスクラッチとケイリンの2種目。
○女子スクラッチ(6km) 6位/8名出走
18周回からゴールまでの着順を競う、とてもシンプルな競技。
先頭でスタート位置につく時、フェンスに上手く手を掛けられなくて危うく・・・とヒヤッとしたけれど、主人の助けを借りてなんとかスタート。1周目はローリングだったようだけれど、あまりにも私が遅かったようでスピード上げてとアナウンスで注意を受けてしまった。。。
残り3周を過ぎてからグッとペースが上がったところで前の5名からあっさりと千切れてしまい、追いかけようとも全然縮まらず差は開くばかり。そこからはすでに千切れていた1名+後ろの1名に抜かれないようひたすら脚を回して6番でゴール。
○女子ケイリン 3位/3名出走
競輪と同じで先導するバイクがいて、そのバイクが退避するまでは隊列を乱さずスタート順を順守。バイクが退避してから競技スタートし、ゴールまでの着順を競う競技。
エントリーリストは4名だったが、1名DNSにより3名で。相手の2名は、さきほどのスクラッチで一緒に走っていた。スタート前にくじ引きでスタート位置を決めるらしく、私は真ん中の2番手。見たからに太ももが大きくて強そうな選手は3番手で1番後ろ。武田さんから走り方のアドバイスをもらっていたけれど、バイクが退避してから前に出ようとしたと同時に3番手の選手が私の横をものすごいスピードで抜いていきあっという間にずっと遠くに行ってしまった。アドバイスも空しくあとはスクラッチの時のようにゴールまで脚を回すけれど、ゴール直前にさされて最下位で終った。
あとから武田さんに教えてもらったけれど1位だった小林選手は、ガールズケイリンの初代チャンピオンだそうで・・・とんでもない選手と一緒に走っていた。。。
普段ロードバイクしか乗っていない私がピストに乗り、レースまで出てとても貴重な経験をさせてもらった。どちらも同じ自転車だけれど、ロードとはまた違った魅力を少しだけ垣間見たかもしれない。
この2日間の遠征中に梅雨明けして2日目は朝から日差しがとても強くて暑かったけれど、RX BIKEのタイチさんからお借りしたテントのおかげで炎天下の中でも快適に過ごせましたし、自転車やホイールなどの機材をお借りし指導までしてくれた武田さんと清水さん。みなさまどうもありがとうございました。
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