現代語訳『山家集』(843)

【 原文 】
露深き野辺になりゆく故郷《ふるさと》は思ひやるにも袖しほれけり (843)

【 現代語訳 】
露深い野原になってゆく我が故郷を思いやると、袖で絞れるほど涙があふれてくる。


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