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雑多なものの寄せ集めです。古歌の現代語訳や古典作品に関する雑談、創作古語など。
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#古語訳

古語訳『春よ来い』

 春来《きた》れ 早う寄れ  歩《あゆ》み始めし 美衣《みい》姫が  赤き鼻緒《はなを》…

たま
4年前
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古語訳『こぼれたジュースで滲むこの日に』(ななみつき)

『こぼれたジュースで滲むこの日に』(ななみつき)   https://www.nicovideo.jp/watch/sm309

たま
4年前
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古語訳『僕は、まだ』(ななみつき)

『僕は、まだ』(作詞:ななみつき)  https://www.nicovideo.jp/watch/sm35893923   https:…

たま
4年前
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古語訳『待ちぼうけ』

待ち呆《ほ》れ 待ち呆《ほ》れ 一日《ひとひ》 営み畠《はた》稼ぎ そこに にはかに兎《う…

たま
4年前
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古語訳『振動』(ゴールデンボンバー)

 消え失せし由《よし》ぞそこはかとなく知りたる  小《せう》なる諍《いさか》ひ 大《だ…

たま
4年前
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古語訳『一寸法師』

指より短き一寸法師《ほふし》 程無き躯《むくろ》に風雲の思ひ 御器《ごき》の舟に箸《はし》…

たま
4年前
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古語訳『宵待草』

思ひ暮らせど来ぬ人を 宵待草のわびしさよ 夜さりは月も出《い》でずらむ 【 原文(作詩:竹久夢二) 】  待てど暮らせど 来ぬ人を  宵待草の やるせなさ  今宵は月も 出ぬそうな ※Amazonで古典の現代語訳・オリジナル小説を公開しています。 (Kindle Unlimited利用可)

古語訳『桃太郎』

桃太郎殿、桃太郎殿。 御腰に結ひたる黍《きび》団子、一つ奴《やっこ》に譲り給へ。 下さん、…

たま
5年前
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創作古語『諏訪国風土記』

 郡四所。伊奈郡、諏方郡、筑摩郡、安曇郡。郷廿一所。  神社九座。  寺二所。僧寺、尼寺。…

たま
5年前
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古語訳『ほたるこい』

ほう、ほう、蛍寄れ。 彼方《あなた》の水ぞ苦からむ。 此方《こなた》の水ぞ甘からむ。 ほう…

たま
5年前
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古語訳『浦島太郎』

今は昔、浦島子《うらしまこ》は、扶《たす》けし蔵六《ざうろく》に具《ぐ》せられて竜神の宮…

たま
5年前
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古語訳『かもめの水兵さん』

鴎《かまめ》の水師《すいし》殿。 並《な》みたる水師殿。 白き烏帽子《えぼし》、白き狩衣《…

たま
5年前
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古語訳『令和』(ゴールデンボンバー)

つ、つる、つ、つる、つ、つ。 (※三度打ち返し) 時の随意《まにま》に。 つ、つる、つ、つ…

たま
5年前
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古語訳『ガガガガガガガ』(ゴールデンボンバー/トクサツガガガ)

唯《ただ》、唯《ただ》、唯々《ただただ》、 言はれず。 身共《みども》の世を保つため、 黙《もだ》したる言種《ことぐさ》ぞ在《あ》る。 定めて入《い》り立つまじければ、 隠《かく》ろへて生《い》きたり。 仇《あた》か御方《みかた》か、吾君《わぎみ》は何方《いづかた》。 将《はた》、唯《ただ》、然《さ》れども、 言はれず。 此《こ》の巷《ちまた》に二人ばかり類《るい》はあれども、 今より貪《むさぼ》るとは、 胴欲《どうよく》で過分《くわぶん》。 唯《ただ》、万が一、万