みつこ

江戸時代が好き

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舞台記録 3月,4月

3/2 金春円満井会特別公演 能「鶏立田」本田芳樹 能「道成寺」柏崎真由子 @国立能楽堂  「鶏立田」初見。レア曲、変な能。頭の上の鶏と装束の色合いが同じで、印象的だった。  「道成寺」初見。地謡やお囃子もほぼ女性で揃えていた。「京鹿子娘道成寺」を穴が空くほどみていたので、乱拍子がこんなに長いものかと驚いた。 面白かったが、やはり地謡が聞き慣れずどうも好きになれなかった。女性地の能をもっと見たい。 3/15 井上八千代 箏曲「夏やせ」@東京芸術大学奏楽堂  井上八千代の舞

    • 京舞妓衣装の江戸末期から近代にかけての変遷

      本文は私の大学入試の際に書いたレポートをそのまま掲載したものです。 本文にも記述していますが、私がこの話を書こうと思ったのは舞妓の過去の服飾に興味を持っている人が少なく、これによりもっと過去の舞妓の服飾に興味を持ってくれる人が、あわよくば江戸後期の服飾も好きになる人が増えてくれないかしら、と考えたからです。 文字数の都合や知識量の都合、資料が見つからなかったことにより内容が弱いところもあります。 主に吉川観方先生を参考にしています。 変なところはご指摘くださる

      • 雪踏に就いて

        この記事を書くきっかけは現代における雪踏の不当な扱われぶりを目にしたからである。 現在日本の草履の歴史の中で紛れもなく重大な位置を保持している雪踏が格の低いものとして扱われている。 それも明確な根拠はなく、出処がわからない。 インターネット等で検索をかけてみても千利休が雪踏の考案者であるというという説がにわかに流れている程度で、我らがWikipediaですら大した情報がない。 かくいう私も雪駄に対する風評の根拠を知りたかったので、雪踏の歴史についてを調べてみ

      舞台記録 3月,4月