メタディスクリプションの役割とSEO効果とは
※この記事は2016年ぐらいに書いた記事なので情報が古いです。
検索結果において、ユーザーにページの概要を伝えるmeta description(メタディスクリプション)。
聞いたことあるけど詳しくはよくわからない…SEO効果ってあるの?適切な文字数は?など疑問にお答えします。
meta description(メタディスクリプション)とは
メタディスクリプションはGoogleで検索したときにページタイトルの下に表示され、ページの概要を伝えるものになる。
HTMLソース上では<head>タグ内に下記を記述します。
<meta name="description" content="サイトの概要文">
ページ毎にユニークな概要文を入れることで、ユーザーがある程度ページの内容を理解した上で流入できるため、検索ユーザーの検索意図のかい離を減らすことができます。
メタディスクリプションのSEO効果について
メタディスクリプションは検索順位に直接効果があるものではありませんが、ちゃんと記載しているかどうかでクリック率が変わってきます。
1,000人を対象に行ったインターネットリサーチによると、 タイトルでクリックするか判断する人が45%、ディスクリプションで判断する人が32%、上位に表示されているサイトをクリックする人が14%、会社名やサイト名に知名度があるものをクリックする人が8%、という結果があります。
検索画面にはタイトルとURLとディスクリプションしかありません。
タイトルをみて判断する人が多いですが、ディスクリプションまで読んでクリックする人も一定数いますので、ページの内容を入れるようにしましょう。
記載がされていない、設置していない場合、クローラが自動的にページ内の文章を拾って表示するため、意図しない文章が表示されることがあります。
もし、検索画面からクリックして求めている情報じゃなかったら、損した気持ちになると思います。
こういったところも改善していくことでトータル的にユーザーにとって有益なサイトにしていくことが今後重要になってくると考えます。
ディスクリプションの適切な文字数と書き方
検索結果に表示されるPCとスマホの文字数
ディスクリプションに有効な文字数は100~120文字ぐらいです。
PC検索の場合表示される文字数は120文字前後、モバイル検索の場合表示される文字数は60文字前後となってます。
PCとスマホのディスクリプションを分けて作るのは面倒なので、最初の60文字でページの重要な部分を書き、残り60文字は補足的なことを書くと良いだろう。
自動書き換えについて
ディスクリプションを入れていてもGoogleに自動書き換えされることがある。
ページの内容と大きく違っていたり、極端に短かったり、他ページと重複した内容だったり、キーワードの羅列だったり、適切に書かれていないことが大きな要因です。
ディスクリプションの重複について
ディスクリプションの重複はGoogleサーチコンソールで確認ができます。
まとめ
最初に言ったようにディスクリプションは検索順位に直接効果があるものではないので、多少重複したからといってペナルティになるわけではありませんが、あまりに多くの重複があるとサイト全体の品質にも関わってきますので、評価を下げられる可能性もあります。
また、ページ固有のものを付けないとクリック率に関わりますし、検索ユーザーの検索意図とのかい離を減らすためにも、個々のページに合わせたディスクリプションをつけるようにしましょう。
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