- 運営しているクリエイター
#本
アート、芸術を知るためのオススメ本 7冊と、+1
今年は芸術への理解を深めたいと思い、さまざまな芸術関連本を読み漁っています。
中でもオススメの本をいくつか紹介していきます。
ビジネスパーソンに特にオススメなのは、こちら。
新書という体裁もあり、ビジネス書として読んでも、とても面白いです。
自分の関わる業界と重ね合わせて読めるところが多々あると思います。
私の場合、
第五章 「科学」を武器に職人ギルドを征した王立アカデミー
を、昨今の漫画業
2020年の漫画界を傑作と共に振り返る 第一回(予定)
いろいろな意味で、とんでもなく印象深い一年間となった2020年。
漫画界の話題は鬼滅の刃に全て持っていかれた…、という感じですが、
その影では、たくさんの傑作も続々と生まれました。
特に印象に残っている作品をピックアップしつつ、漫画界全体についても振り返っていけたらと思っています。
■勇者の「その後の日常」を描く傑作2本2020年の夏に単行本1巻が発売された『そのへんのアクタ』『葬送のフリー
「毎日出勤で強制的にコミュニティ発生」こそが会社のパワーの源泉”だった”
「毎日出勤」というしきたりによって、
強制的に一箇所にコミュニティを発生させていたのが、
会社という組織形態
なんだな、と最近つくづく感じています。
とりわけ、出版社のような、
装置を持つわけでもなく、
商品制作の大部分をアウトソーシングしている
会社は、その機能こそが肝なのだと思います。
■出版社の財産はオフィスに固着しているのかもしれない「出版社の財産とは何か」
という問いは、以前からよく
書店はなぜ儲からないのか? 〜「リピーター不在」ビジネスからの脱却
書店は、色々と試行錯誤しているのに、
そもそも儲からないのはなぜなのか?
そんな質問を友人から投げかけられました。
非常に興味深いテーマです。
さまざまな理由が浮かぶと思いますが、
私の答えは明確です。
商品にリピーターが存在しないから、
です。
(注:この記事は書店、出版のビジネス構造を分析するために書いています。
「書店は儲かるからやっているのではない。出版社の人間がそんなこともわか
【テーマ別おすすめ本】 アメリカのアニメ業界を学べる8冊
コンテンツビジネスを考えていくうえで、「王者」アメリカのアニメ業界を知ることは欠かせません。
近年何が起こっているのか、どこに向かおうとしてるのか、ということはもちろん、
これまでの歴史も把握しておくことも肝心だと考えています。
そんな時に大いに役立つ、おすすめの本を紹介していきます。
■昨今のディズニーの動向が一冊で把握できるまずお薦めなのは、
2020年2月にウォルト・ディズニー・カンパ
特に印象に残ってる【漫画】:読書メモ2020年5月 事情を知らない無能な新婚旅行
漫画はどれも面白い。
ということで、今月も「特に」印象に残っているものをピックアップしていきます。
傑作。
設定を読めば内容も構成も想像でき、
正直、あまり期待してなかったのですが、
人物の描き方も、展開も見事です。
全国の小学校の図書室に設置すべき作品です!
宝島社の「このマンガがすごい!」に選ばれるだけのことはあります。
でも、私が読んだのはまだ一巻。
この先、どう展開していくのか気
amazonと差別化できる「唯一の強み」が全く活かされてないのはなぜなんだろう
出版取次の大手・トーハンの運営する本の通販サイト「e-hon」。
自分が応援したい書店「My書店」を登録することができ、
自宅に直送してもらっても、その書店の売上となる仕組みがあります。
すばらしいです。
が、
そんな仕組みが「e-hon」にあることを、
書店の休業が続くこの事態の中で初めて知りました…
編集者でありながら、お恥ずかしい限り。
■amazonと差別化できる「唯一にして、
好著『遅いインターネット』 魅力的な嘘を「信じたい」人たちを図解する
アメリカ大統領・トランプを支持する人たちの心情とは、一体どういうものなのか、ずっと理解できずにいました。
もちろん、「保守的なブルーカラー層」「ラストベルト」「職を奪われた白人層」など、一般的に言われていることは把握しています。
理屈としてはもちろん分かる、でも何かしっくりこない…
そんな小骨が引っかかっているような状態が続いていました。
この本を読んだことで、ようやく腑に落ちました。
宇野
「混迷の2020年代カルチャー」を見通すための必読書『2010s』
予想だにしないスタートとなった2020年代。
いつ、どのようにして収束するのか、まだ全く先が見えてきませんが、
ある程度落ち着いた後にも、私たちの生活に大きな影響を及ぼし続けることはまず間違いないでしょう。
社会、政治、経済はもちろんのこと、
映画、音楽、文学、漫画、アート等々、多くのカルチャーにも多大なる変革をもたらす可能性はかなり高いと考えられます。
暗い気分が湧いてきがちな日々だからこ
読書メモ2020年1月~2月:クールジャパンやキャッシュレスや社内起業など
今年始めの二ヶ月に読んだ本から、いくつか挙げていきます。
海外ではジャーナリスト出身の投資家がよく見られる
179
なぜ日本ではあまり見られないのか、が気になります。
そのあたりの詳しい分析も読みたかったです。
本書に出てきた「にしなかバレー」「五反田バレー」が気になります。このウェブ記事が参考になります。
でも、下記にすごく納得。
CVCは自社の事業との相乗効果を重視するため採算は度外
編集者の「初期衝動」を文学フリマで取り戻そう 〜編集者の「小売」体験〜
2019年11月24日(日) に初めて出展してみた「文学フリマ」の魅力について、前の記事(「出版業界のこの先」を議論する前に、「文学フリマ」に出展してみよう)でまとめてみました。
しかし!
そんな客観的な分析はさておき、ぜひ書いておきたいこと、それは…
僕にとって「文学フリマ」は、編集者の初期衝動を思い出させてくれる機会でもあった、ということです。
■生粋の「本作り大好き」な記憶が蘇る
本屋は「テーマパーク」になる:出版不況でも児童書だけは伸びてる理由
減少が続く出版物売上の中で、2006年と2018年を比べ、唯一プラスの値を示しているのが、児童書ジャンルです。
その要因を考えていく先には、
これから本屋がどうあるべきか
出版物がどうあるべきか
のヒントが詰まっているように感じます。
■唯一、売上が伸びている児童書の市場2006年に約900億円の売上だったのに対し、2018年は約1,010億円です。
出版物の総売上が2018年は約1兆5