私の黒歴史:閉鎖病棟・保護室(Part3)

加筆:ここでも水を止められますが水中毒予防です。クレアチンを飲んで筋トレしてる患者が入院するなんて思わないでしょう。しかしお水は1日1リットルまでって・・・普通に生活しててもそれ以上飲んでます。脱水症の方が簡単に出る体なので理解してもらいたかったな。

さてこちらも考察部分を書きましょう。

これは今年の6月のこと。また入院。ここでも2ヶ月の入院。父のいびきがうるさくてストレスがたまり、私は民泊を借り過ごしていました。精神科の先生にはもう限界だから入院したいと相談をしたのですが、私が探した入院先はどこも携帯の所持が不可ということで入院を見送っていました。というのもパートナーは外国にいるので携帯がないと連絡が取れません。

考察:携帯持てる病院少ないよね。でも病院側からすると携帯持たせたら何するかわからないからね。仕方あるまい。

しかし、民泊も限界があったのでしょうか、音に関する共感覚がひどくなっていきだんだんまた幻聴・妄想モード。しかも今回は入院する前の日と当日の記憶がありません。他の日も記憶がないような。入院前には、しんどくなって熱を出し痙攣まで起こしてます。その時は病院で頭部CTを取ってカロナールを処方されて帰っているのですが、また次の日の夜に道端で限界が来たらしく父を呼んだみたいです。どこかに逃げてしまいたかったのかスーツケースを無くしてます。

考察:普通に他の自分が対処してたらしい。別人格さんはとても頭がいい。理系。勝手にパソコンの画面変えてるし。一体何者?

我に返ったのは病院で抑えらて鎮静剤を打たれるところ。「あぁ、またやってしまった・・・」今回もすぐに幻聴・妄想は治ります。

朝起きると隔離室。元の自分に戻ったけどどうしよう。何も私にできることはありません。ただ大人しくしているだけ。ここの部屋は結構綺麗でした。監視カメラもありません。でも、また水問題発生。筋トレをしていた私はクレアチンというサプリを摂っていました。このサプリは普段より水を多くとる必要があります。もちろんまた喉が渇いてきます。でも、水飲みすぎだからと水を止められてしまいます。

ここでまたトイレの水を飲むことになってしまいました。脱水になるよりはまし。今回は水だけでは収まりません。「うーん。もうどしていいかわからない。」尿を飲んでみることに・・・もう人間としてどうなんだろ。この時は水は洋式トイレからペットボトルですくって、でもどうやって尿を飲んだのかは覚えてません。

考察:なぜ尿まで飲んだ?これ飲んでも大丈夫そうって思ってしまった。便器の水より綺麗かもって。それくらいしかほんと覚えてないけど、これ異常だよね。

こんなことがあったのだけど今回は他の患者さんと結構会話していました。隔離室の患者さんと話したり、大部屋になってからも隔離室にいた患者さんと話したりしていました。

ここでわかったこと。隔離室にいた子が私と同じように違う病院でトイレの水や尿を飲んだということ。「あぁ、やっぱりこれはあるんだ。」ほんとひどい。その子は警察を呼ぶとか言ってたので違う病棟に移されてしまいました。私も看護師さんから「裁判で訴えようとか思うことある?」みたいなことを聞かれました。この時はないと答えましたが、本当は訴えたかったです。訴えたいなんて言うと何をされるかわかりません。

考察:水中毒は危ないんだけど、少し多いだけでも止められるのかな。疑問。裁判で訴えようと思ったことありますよ。いつも入院して悪くなるんだから何か間違ってるでしょ。どういう見立てでそうなった?訴えないからちょっと聞いてみたい。

大部屋に移されてからも結構みんなと楽しく話して暮らしていました。私が入院していた時期は結構みんな仲が良かったです。でも、みんな私より早く退院していってしまいます。寂しい。

この時の先生はイケメンの先生。英語も話せる。でもやっぱり薬が合わない。太っていく。7kg太りました。薬はなるべく太りにくい薬に変えていってくれたものの睡眠薬は今まで使ったことのないきついもの。それでもなぜか眠れない。英語で診察受けたら言ってた薬と全く違う薬を出されるし、聴覚過敏って言ってもわかってもらえたか怪しい。最後に変更された薬はあまりにもきつくてまた過鎮静・・・もうこの頃にはみんなと話す元気が無くて昼まで寝てる状態。

考察:強い睡眠薬で強引に寝かせよう思っても眠れません。その薬剤選択短絡的すぎませんか。英語で話すのは間違いだった。テンション変わるから躁転してるって思われたかもしれない。過鎮静までする必要性はどこにあったのだろう。今もわからない。

ここでも退院請求を出してみましたがこれには時間がかかります。今回は最後に出された薬が効いてるふりして退院。ある意味、過鎮静で効いているんだけど。私、完全に嘘つきました。こうしないとまた薬の調整で退院が伸びてしまう。もちろん退院後はその薬はやめてます。副作用、錐体外路症状、よだれ、謎の筋弛緩作用。ほんとにひどい。元の病院の診察が退院からかなり先だったのでしんどかったです。でも退院してよかった。

毎回薬盛られすぎてます。これが私が経験した精神病院。ほとんどの人はよくなって帰るんだけど、いつも私が具合が悪くなります。どうしてなんだろう。

考察:どうしてか・・・発達障害だから。たぶん。発達障害を持つ人の薬の投与は慎重にしてほしいな。

今回は私じゃない誰かがいろんな行動を起こしてたみたいです。スーツケースは道端で見つかって警察の方へ届けられていました。他になくしたもの:メガネ、お皿、パスポート。これは見つかってません。一体私なにしたんだろう。空港にも行った記憶が少しだけあるしとにかく現実から逃げたかったようです。

とりあえずここで入院のことは終わり。今はのんびりしながらも就職活動中です。

結論:発達障害を持つ人間には薬がとにかく効きすぎるので注意してほしい。


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