サステナブルなお洋服について(洋服バカとして何ができるのか)
私はお洋服が好きだ。着飾るわけでもないけれど、自分が心地よく幸せな気持ちでいられるためのお洋服を日々身に付けていたくて、ハッとするお洋服に出会うと連れて帰りたくなってしまう。
とは言え、購入する服屋さんはほぼ決まっていて、
①ユニークなデザインだけど合わせやすい服が揃うブランド2店
③古着屋さん
の2択と言っていい。
①ではデザイン、②では現行品では出会えない柄や色のものに出会えるので、どちらも、自分なりの個性を出しながらお洋服を楽しめるのが嬉しい。
旅費、自己研鑽費についで、お金を費やしているのがファッションかもしれない。
サステナブルなファッションって
そんな私だけど、子供の頃から自然のことが好き。地球に住まわせてもらっているのだから、礼儀をわきまえたい。自分の購買活動は地球環境にどんな影響を与えてるんだろう。そんなことも考えるようになりました。
最近はサステナブルなファッションについても雑誌やなんかで目にすることも増えたけれど、日本の雑誌で取り上げられているものは、結局消費に繋げるようなものが多い印象。それも選択肢のひとつではあるけれど、もっと別の角度からも知りたいと思っていて出会ったのが、cabin vintageという古着屋さんをやっているLAのCristine Claghornさん。
ウェブサイトでは、ファッションに限らず、サステナブルなライフスタイルのヒントになるようなアイディアや最新ニュースについても触れられています。
個人のInstagramでも、洗練されたライフスタイルを見せてくれているのですが、これがサステナブル&エシカルを考え抜かれ選ばれたものたちかと思うとそのセンスの良いアウトプットに目を見張ってしまいます。
例えばこのファッションたち。ナチュラルだけどナチュラルすぎない、絶妙のさじ加減。新品はサステナブル&エシカルなブランドのもの、それ以外はヴィンテージショップやスリフトストア(ドネーションで受け入れた雑多なものたちを格安で販売しているお店)で見つけたものなんだそう。ただただ可愛い!!!
私にできることは?
気候変動や環境汚染にまつわるニュースだとかはたくさんあるけれど、私が一番知りたいのは、「じゃあ一体どんな行動をしたらいいの?」ということ。それをまとめてくれているブログがあったので、シェアしておきます。
この中で提案されているのは、
▶︎ビンテージや古着を買うのがベスト
▶︎新品を買うのであれば、それがサステナブルでエシカルなものなのかを確認すること。
▶︎できるだけ天然素材のものを買う。
▶︎トレンドを避け、何年も着られるものを買う。
▶︎フォストファッションは買わない。
ということ。(詳しくは英語ですが本文を読んでいただけたらと)
他にも行動できることはたくさんあるだろうけど、まずはこの5つのポイントを意識しながら、お洋服を買うことと付き合っていこうと思う。
ところで。
古着を買うのがベスト、ということについては色々なところで目にします。
参加している英語学習コミュニティ EnglishChallengeで話題になっていたこの動画も、「洋服バカとして何ができるか」のひとつの解。旅行先に下着だけ持っていって、洋服は全て古着を現地調達し、旅の終わりに全てを寄付するというもの。ここまで出来なくても、取り入れられることってあると思う。
おすすめの古着屋さん
ちなみに私がよく買ったりチェックしている古着屋さんはこの辺りです。話を聞くと、古着屋さんに対して、いわゆる「アメカジ」の印象や、「安いから若い人が行く場所」といった印象があり、足を踏み入れようと思ったことがないという方も多いみたい。一回行ってみてほしいな。
▶︎Petorichor(松本)
学研の雑誌の連載で出会ってから、一緒にイベントしたりLAに行ったりしてるいずみちゃんと旦那さんのお店。いずみちゃんのデータベースに入ってる私の持っている服データがすごいので笑、「あれに合わせたらいい」とかいうアドバイスまでしてもらってる。カジュアルに使える古着が多いから、旅先に何の気なしに持っていった服が、Petorichorのものだってことが結構ある。
▶︎Mother Lip(代官山)
高校生の時に春休みの登校日をサボって行ったお店はここだった。という思い出深いお店(高校の時は松本に住んでました。念のため。)レースものや刺繍ものなどが、良心的な価格で購入できる。都内で開催される蚤の市では、テーブルリネンなんかが多く出されていますが、店舗で取り扱っているのは、ほぼお洋服です。
▶︎nude vintage&closet(POP UP)
洗練されたヴィンテージが揃う。価格帯も高めだけれど、その分悩みに悩んで、絶対に長年愛せるものだけを買う決意ができるんじゃないかな。
▶︎noel vintage(二子玉川)
色合い、デザイン、どこを取っても大好きな古着屋さん。明るくてハッピーだけど、洗練されてる。新品のお洋服屋さんでだってこんなにぐっと来るものが揃うお店そうは出会えないんじゃないかと思う。
▶︎Smiths Artique(代官山)
昨年はたくさんのお洋服を買いました。それこそクローゼットがまるっと総入れ替えしてしまうほど。自分が変わっていくタイミングだったんだろうと思う。これから先は、このお洋服たちを長年にわたり愛でるとともに、今年はお洋服の支出を減らしていこうかなと。地球に優しく、お財布にも優しく。
これからもサステナブルなライフスタイルについて、情報収集していきます(最近読んだ、アクリルたわしはマイクロプラスティックが海洋汚染につながるかもしれないという見解はショックだったなあ。でも確かにありうる。)素敵な取り組みご存知でしたら教えてくださーい!
2020.02.24追記
Netflix「ハサン・ミンハジ: 愛国者として物申す」シリーズ5に「ファストファッションの弊害」という回があります。ここでファストファッションがどう作られ、どう捨てられ、どんな影響があるのかを分かりやすく説明してくれているので、ご興味ある方どうぞ。
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