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プライドをへし折る

今日刺さった言葉。

良好なパートナーシップにおいて重要なこと。たまたま読ませていただいたブログでしたが、グサグサきました。

「平等をあきらめる」
「不平等を受け入れる」
「自分の損を受け入れる」
「割に合わないことを受け入れる」

美世さんのブログより)

私、結婚してからずっと、この逆をやってたなあ。子育てが始まってからは特に。

「なんで私ばっかり子育てしなきゃいけないの?!」
「彼は飲み会や出張に誰の許可もなく行けるのに、どうして私は子どもの面倒を見てくれる人を探さないといけないの?!」
「え?私は授乳でビール飲めないのに、飲むの!?」(私たちふたりとも、ほぼお酒を飲まない人種なのに笑)

そういう気持ちは日に日にふくらんで、きっと私のほっぺたも仏頂面でぷっくりふくらんでいたんだろな。(って、そんな可愛いもんじゃないよ!笑 般若だよきっと。)

そりゃ彼も、家にいても楽しくないよね。

この、彼に対する勝ち負けの思想は、私の内部に鉄板のようなカチコチの強さで存在していて、上の言葉が刺さったとは言え、これをカチ割ろうとしてもなかなか手強い。これ、プライドの高さなんだろうな。試しにこのプライドという名の鉄板をへし折るところを想像して見たけれど、こりゃ筋金入りだね。たわむ気配すらない。

でも、もう、このプライドへし折りたいんだ。どうやっていいのか分からないけど、こんなものもういらない。

こんなプライドなくたって、誰かに勝てなくたって、弱々だって、私の価値に変わりはない。

そう思ったら、ふと。
きっとこの私の勝ち負けの思想は、不安から来ているのかもしれない。
だって、彼と結婚するまでは持ってなかったものだから。

彼は、高校時代すごくモテていた人で、スポーツ万能で頭もいい。背も高くて親切でフェアで素直。彼に振られて泣いている女の子の話を聞きながら帰ったこともある。彼に片思いしていた子を何人も知ってる。
その上彼は自分の話をしない人だったから、彼のことが理解できず、不安ばかりが募っていた。
(こうやって文字にすると、ほぼ私の主観であり思い込みで、ただただ恥ずかしい。彼のことを誰もが好きになるだろうって思ってたんだね笑)

だから、私が優位に立ち続けることで、彼が私から離れてしまう不安をうやむやにしていただけなのかもしれない。
ただ私は、彼にそばにいてほしかっただけなんだ。

もういいね。
このプライド。
へし折れたね。




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