石垣島に行ってきました： 美しいものを見つける目 編

シルバーウィークに石垣島に行ってきました。石垣島は、どこも美しい光で満ちていて、その光の中でいちいち心を動かされながら過ごす時間は、本当に素晴らしいものでした。

今回は、すでに魅力を覚醒して、一歩も二歩も自分の人生を自分の足でしっかりと歩き、日々を心地よさで満たしている4人の仲間と一緒に過ごしたのですが、これが本当にしあわせな時間で。たくさんの大切なことを教わってきました。

▶︎一緒にいても見てるものは違う

２日間一緒に過ごさせてもらったみんなは、人の観察眼の優れてる上に、感じたこと思ったことをそのまま伝えてくれる温かい人。だからこそ知れたことがたくさんありました。
そのひとつが、私が当たり前だと思ってることが、当たり前とは限らないこと。

中でもとってもよく言われたのは、私の感性について。

クリアな色彩の昼間の川平湾。
ポートレート撮影をさせてもらって、そのあとしばらく、木陰に入っておしゃべりを楽しんでいました。ふと気がつくと、向かいの島に当たる光が変わっていました。
「今きっとドリーミーな写真が撮れるよ！」
そういってみんなを誘って海辺へ。
砂浜の風景は、さっきまでのクリアな色彩とは打って変わって、淡い、印象派のような色彩になっていました。想像通り。

この一連の流れを見ていたみんなが感嘆し、それを伝えてくれたんです。「どうして今、夕焼けになったってわかったの？！」って。

逆に私にとっては、当たり前の行動だったからとってもびっくりしました。
光の変化に気づいた理由なんて、無意識すぎて考えたこともなかったんですよね。こうやってあたらめて聞いてもらって、本当にありがたかったなー！

瞬間の光の変化に気づくこと。
同じ場所にいたとしても、なにもかもがどんどん変わっていくから。

そこに気づけるって、写真を撮るのにきっと必要なチカラ。
生きていく上でも、日々を豊かにしてくれるチカラなんだって、私は思う。

美しいものを見つける目、どんどん養っていきたいな。

逆に、みんなを見ていてびっくりしたことについては、また書きたいな〜と思ってます。

誰かと旅するってのもいいなあ。
ちょっとランチ行くだけじゃわからない、自分の魅力も相手の魅力もよく分かる。いい意味で、人との比較ができるのも、人と触れ合うからだもんね。

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Portrait - Miyuki Shimizu - photographer -