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マクロビアン薬剤師 大手チェーン薬局で働く その6

マクロビアン薬剤師 大手チェーン薬局で働く その6

認知症健康サポーター。マクロビアン。
現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入って7年目になりました。

薬剤師としてのキャリア30年を超えてから、
大手チェーン薬局のラウンダー(応援専任職)として、働いています。

キャリアの最後近くになって、いわゆる業界最大手の一つに就職して、約2年。

『今が最高!』と思えるこの時間について見つめる。

今日はその6回目。

今年の春先から始まった、新型コロナウイルス感染症の流行から、
わたくしたち、薬局薬剤師の仕事も
『エッセンシャルワーク』として、仕事を止められることなく
仕事に邁進する日々を送っていました。

大手チェーン薬局では、その情報収集の速さと、命令系統から、国が打ち出してくるものを、
淡々とこなしていく日々となりました。

そんな中でも、やるべきことはやる。

薬剤師の教育事業です。

30年ほど前から始まったと記憶している『研修認定専門薬剤師』は
薬剤師としての研鑽を積むだけではなく、
色々な病態に対するスペシャリストとしての薬剤師を育てる制度として始まりましたが、
薬局に働く薬剤師にとっては認定のためのハードルは高く、挑戦する気持ちにすらなれなかったことを覚えています。

病院での実習が必須なものばかりで、薬局で働きながらその認定を取るということは、
組織として、病院と連携をしていってもらわなければ、薬局で働きながら、病院で実習するなどと言うことは、
到底出来ないことでした。

大手のチェーン薬局は、いわゆる『薬剤師生涯教育実施機関』である
薬剤師会、日本保険薬局協会、薬学ゼミナール、メーカー、大学などと連携していて、
さらには、病院などでの実習や、社外学習セミナーの受講や『認定薬剤師』の取得を全面的にサポートしてくれます。

わたくしも、自分自身で一人で出来る範囲で『研修認定薬剤師』というものを取得していましたが、
その継続を会社がバックアップしてくれるということで、難なく継続更新することが出来ました。

個人の力量だけでは限りあることでも『組織』の力を使えば、さらなる『力』を得ることが出来ます。

もちろんベースには『個人の努力』が必要となりますが、そのやる気をうまく使ってもらえるように、
アピールする場所があると言うことはありがたいことと、しみじみと感じています。

つづく


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