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マクロビアン薬剤師 この薬一生飲むのと聞かれたら

マクロビアン薬剤師 この薬一生飲むのと聞かれたら

認知症健康サポーター。マクロビアン。
現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入ってもうすぐ8年になります。

薬剤師としてのキャリア30年を超えてから、
大手チェーン薬局のラウンダー(応援専任職)として、働いています。

いわゆる、生活習慣病
『高血圧』『脂質異常症(高コレステロール血症)』『糖尿病』
のお薬を初めて飲むことになってしまった方にお薬を渡すことが少なくありません。


健康診断が行われ、その結果で病院に行くことになりお薬を飲むことになる方が、
いらっしゃいます。

また、ご自身で体調変化を感じて、
血圧を測ったら高くて下がらないので病院に行ったという方もいらっしゃいます。

そういう方々に共通している考えが

『お薬を飲み出したら一生飲み続ける』

ということです。

それは、誰かにそう言われたのか、何かで読んだのか、わかりませんが、
まず、聞かれることがそれです。

さらには、
『飲み始めたら止められないのだから、飲みたくない』とおっしゃいます。

かなりの確率で異口同音にそうおっしゃいます。

さて、、
本当に慢性疾患のお薬は飲み始めたらやめられないのでしょうか!?

答えは『No』です。

もちろん、それ以外のご病気がない、遺伝的要因がないなどの条件もありますが、

ただ、血圧が上がっただけ、コレステロール値が上がっただけ、血糖値が上がっただけであれば
生活習慣を見直すことで、お薬はやめられます。

なんてったって『生活習慣病』ですから。

その『生活習慣』を変えることで、お薬とはサヨナラ出来るのです。

お薬を飲まずに、異常値を指摘された時から即食事と運動を気をつけるようになって、
お薬を飲まない方もいらっしゃいますし、
取り急ぎ数値を下げた方が良いほど数値が上がってしまった方はお薬遠飲んで、
飲みながら食事と運動の見直しでお薬をだんだん減らして、最終的にやめた方もいらっしゃいます。

どちらを選ぶかはその方次第。
そのお手伝いを、調剤薬局の薬剤師に求めてもらえるようなお話が出来ればと思っています。


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