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橘始黄〜ダイダイから柿色を大切にすること

西暦2022年12月2日(金)
旧暦霜月九日
小雪
橘始黄(たちばなはじめてきばむ)

季節はまた巡り、
小雪の末候
『橘始黄』

橘の実が黄色く色づき始める頃となりました。

橘とは、

日本に古くから自生する日本固有の柑橘類

『タチバナ』ミカン科ミカン属の常緑小高木。柑橘類の一種。

古くは柑橘類を総称して橘と言っていたようです。

その葉は枯れることのない常緑樹であることから、おめでたいものとして扱われており、
平安時代から御神木として宮中などに植えられてきました。

また、『いつも変わらない」ということから、
永遠の象徴とされていて、家紋や文化勲章のデザインとしても用いられているそうです。

冬は、暖かくして、みかんを頬張ることが増えそうです。

柑橘類の色は、ダイダイ色と呼ばれていますが、
今日は仕事帰りに、ダイダイ色に近い、柿色に照らされた歌舞伎座を観てきました。

先月と比べるとよくわかります。


先月の歌舞伎座

冬の空に、團十郎茶で染まった歌舞伎座を見上げると、心が温かくなるのを感じました。


この冬から、オレンジ〜ダイダイ〜柿色を大切にしていきたいと思います。

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