本格的に忙しいけど、こういう状況は初めてなのでせいぜい楽しむわ
2020/8/24(月) 曇りのち晴れ
「ゴーストライター」という言い方がたぶん世間の人には分かりやすいと思うのだけど、人の名前で本を書くお仕事もしてるの。
とはいえ私はこの言い方はいわゆる創作物に限った方がいいと思うのだけど。だって悪い印象があるでしょ? そんなタイトルのドラマもあったしね。
小説やエッセイ、詩、脚本などを著者の名前で他の人が書くのは、私もいいこととは思えないのよ。
だけどビジネス書は違う。著者にインタビューして、それをライターがまとめるのはむしろいいことだと思う。
だって本にしてまで伝えたいことがあるビジネスパーソンは忙しいものだし、だからといって書くのが得意とは限らないし。
もちろん著者が何も関与しないのは良くないわよ。実際そういう人はいるわ。1,000冊ぐらい出しているような人が、そんなに関与できるわけないじゃないw
でも著者がしっかりとインタビューに答え、必要に応じて資料等も用意し、内容もチェックしているのなら、書かれていることは基本的に著者の考えなのだから、私はいいと思うの。ビジネス本ならね。
養老孟司さんだって自分で書いてない本もあることは認めているし(養老さんは「語り下ろし」と言ってたと思う)、ホリエモンに至っては、著書の中でライターと会話してたりするしねw
だから私としてはいたってまともな商売をしているつもりなんだけど、それを「ゴーストライター」やってると言われたら、ちょっとやるせないの。
だから「ブックライター」ぐらいの言い方がいいなと思う。ということでこのお仕事のこと、ブックライティングって呼ぶね。
で、今日から本格的に執筆に入ったのだけど、これが久しぶりなんだよね。ブックライティングの仕事でちょっとトラブルがあって、一時期断っていたんだけど、トラブった相手がほぼ全面的に謝ってきたので、再びお引き受けすることにしたの。
去年の夏に2冊、トラブった相手とは別の出版社のお仕事をやって以来ね。
一度お引き受けすると、次々来るの。来月末ぐらいまでに3冊書かないといけない。つまり本格的に忙しいのよw
ただ昨年と違うのは・・・
こういうカッコで執筆することが、ほぼ常態となっちゃったってこと。
それが不思議なことにさあ、このカッコでお仕事するのが普通になってから、なぜか生産性も高まってるの。
ブックライティング以外のお仕事はほぼIT関連のウェブ媒体への寄稿なんだけど、1日1本書けるようになった。それまでは2日に1本かかると見込んでた。
今日も、1章分約1万文字書けた。昨年は1日7~8千文字でひーひー言ってたのよ。
言っとくけどタイピングの速度の話じゃないわよ。表現の仕方を考えたり、追加で調べたりしてたらけっこうかかるものなのよ。
ライティングで生産性を上げたかったら女装することをお勧めするわとマジで言いたいぐらいw
生産性が上がる理由はぜんぜん分からないけど、女のカッコが普通という状況で本を書くのは初めて。せいぜい楽しませてもらうわ。
ただねえ、生産性が上がったからって、その分お仕事入れたりしないのよ。呑む時間が増えただけ。でも、仕事ばっかりしてたら、結局生産性が下がるからこれでいいのだw
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