反抗期男子の骨折遍歴~脱反抗期記録
我が家の長男、誕生日を迎え17歳になりました。誕生日を前にして、2年ぶり3度目の骨折やらかしました。今日の診察で骨もだいぶできてきて、なんとか松葉杖は取れるまでに至りましたが、こういうのは笑ってネタにするしかないよね。今度noteに書くわ!と息子に宣言しました。
幼いころは今以上に落ち着きがない子で、いつケガしてもおかしくない、と思っていた割には幼児期にけがをすることはなく、ケガをしはじめたのは小学校6年生の時から。反抗期に足を突っ込んだ頃からでしたね。骨折は中二病の勲章!と言わんばかりにそこから3回の骨折、間に脳震盪、半月板損傷で手術、まあその他諸々で救急車にお世話になったことも。
最初の頃は心配していた母も、そのうち呆れて笑うしかなくなりまして。
骨折しても、まあ生きていればいいじゃないかと。
最初の骨折~組体操あるある
ということで、骨折の歴史を追っていきたいと思います。最初の骨折はちょうど5年前。誕生日プレゼントで新しいキーパーグローブを買ってもらって、もう少しでセレクション受けるんだと気合が入っていた時期でしたが・・・。
こんなウッキウキな写真を撮った数日後に。
組体操の練習で落下して骨折。それも運動会本番2日前に!!
ちなみに息子は骨折男子②で、骨折男子①は幼馴染くん。たまたま少し前のサッカーの試合で骨折したとかで、同じ場所を骨折して運動会はこのありさま。仲が良すぎるのにもほどがある。彼とは今も一緒にサッカーをしているから不思議である。
間に半月板損傷による内視鏡手術
骨折ではないけれど、半月板損傷で手術をしたのが中2の終わりごろ。私が出張で仙台に行って、到着したと同時に学校の先生からの電話があり、サッカー部の練習中にケガをしたと言われまして。3日間予定の仙台出張だったのに、今からどうしろと・・・。(母はいなくても何とか対応可能でした)
このころはだいぶ反抗期も抜けてきましたが、学校に行かないだのなんだのっていう時期を乗り越えた後だったので、そっちが落ち着いたら今度はケガですか!!っていうのが母の思いでありました。
ケガしてても甲子園に選抜高校野球見に行ったり、サッカーの試合見に行ったりしてたのですけどね。あまり家に籠ってると反抗期、ろくなことないので(笑)
このあと、手術をするのですが、内視鏡手術で入院は手術前後の2日。古い病室で個室でもないのに一人きりだったので、妹が兄のスマホにいたずらしてました。
送信した時間が笑える。送り主の名前も変えて、かなり本格的に仕込んでいたようで、これをひとりで病室で見た息子、本気でびびったそうです(笑)
高校入試、受験2日前の骨折
なんでケガするのは毎回ネタとなる日なんだ、という感じなのですけど、高校入試の試験2日前にまた骨折してきました。
制服だし!何その勝ち誇ったような中二病感!!
左手なので問題なかったですけどね。それに大した試験でもありませんでしたし。ちなみに面接ではこの骨折をネタにしてきたようで、面接官だった先生にも大変印象に残っていたことと思います。
ちなみにこの骨折は体育の授業で野球をしていて、かなりギリギリなボールをキャッチできてアウトにしたものの、指は折れていたと。試験前に骨折したのにも関わらず、家族全員「試合に勝ったなら良し」と笑って終了。
3度目の骨折はがっつり折れてた
骨折と言っても、最初の2回は成長軟骨骨折だったのですよね。だからその年代には骨折しやすい場所でもあり、回復も早い。今回は本人も最初は打撲だろう、と思っていたみたいでしたが、レントゲンを撮ったらがっつりヒビが入ってました。主の骨ではないので痛いながらも歩くことは可能でしたしね。
それでもズレたら回復遅くなるよ、と言われて固定して松葉杖を借りまして。松葉杖も3度めなので慣れたものですね。あれ、4度めだったかな?
ちなみに足の骨折は初めてでした。何でそんなに松葉杖使っているんだ!?
今回の骨折は、普段はGKなのに練習試合でフィールドプレイヤー(それもFW)を任されたらしく、フィールドプレイヤーとしてのアップはしてなかったはずですよね、息子さん。そこで派手に接触してぽきっと。残念。
骨折して数日後、ユニバー記念競技場にて天皇杯4回戦、ヴィッセル神戸対川崎フロンターレ戦がありました。絶対に行く、って言ってたのでチケット購入してましたし、絶対行きますよね、ということで会場に。
そしたら、ヴィッセル応援番組、ヴィッセルイレブンの取材カメラが近寄ってきて「ひとこといいですかー?」と。「ユニ着て松葉杖で歩いているの三宮駅から見ていて、気になっていたんです」と言われる骨折男子。
これ、放送されるのだろうか。気になるところです。
ということで、反抗期男子の骨折記録は笑いしかなかったのですが、反抗期のケガって心の不安定なときとか焦りがあるときに起きやすい気がします。気をつけなければいけない、と思っている時にケガするとか。
ケガはネタとなり笑いになりますが、反抗期のあいだには笑いにならないバトルもたくさんありました。だんだん母は怒りを放棄して、子どもたちは自立していったと思います。まだまだ絶賛反抗期中のともだちも多いようですけどね、我が家の反抗期は濃く短くでなんとなく終息したのかなと思います。反抗期なんて人それぞれで、だれかに「こうすればいい」なんて教えてもらったって解決しないのかもしれません。解決の答えは我が子のみが持っている。ぶつかりすぎても、ぶつからなすぎても、うまくいかないのが反抗期なのかなと。
だから、反抗期のお子さんと戦うご両親を見ると、大変な時期はあったけど今は仲良しだよ、我が家は。としか言えないのかな、と思っています。大変だったと言われた先輩たちが、みんな反抗期を乗り越えたお子さんと仲良くされているのも見ていたから。
ということで、この骨折ネタに笑って頂いて、サポートを頂けましたら息子の治療費に充てたいと思います(笑)
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