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2022年度「週イチ改革」のご報告①町民の負担減、財政・ふるさと納税、防災・消防団

 御代田町長の小園ひろしです。私は2019年度の就任時から、役場内で週に一度のペースで改革をしていくことを掲げておりました。1年間にすると52の事柄が変わっていくこととなります。最近、Twitterのほうでご報告しましたので、noteのほうにまとめておきたいと思います。せっかくまとめるので順番は分野ごとに整理して、より見やすくしたいと思います。(Twitterのほうはおもいつく順番でやってしまってました(^-^;)

■町民の負担減
(1)「国保税で資産割を廃止」
 固定資産税の二重取りという批判の強かった資産割を廃止し、世帯ごとにかかる平等割を2000円引き下げました。住宅や土地をお持ちの皆様には、廃止効果を実感していただいているかと存じます。今後もさらに見直しを進めます。

■財政・ふるさと納税
(2)「基金の大幅増」
 私の就任時の平成30年度(2018年度)末の基金残高は53億9300万円でしたが、令和3年度(2021年度)で60億7700万円、今年度末見込みでさらに増え、63億5900万円まで積み上げました。4年で9億6600万円増えています。
(3)「町債の大幅減」
 町の借金である町債の残高は、就任時の平成30年度末(2018年度末)で64億2300万円でしたが、令和3年度末(2021年度末)で51億7000万円、今年度末見込みで49億500万円となりました。4年で15億1800万円減らしました。次の4年間は借金を増やさない財政運営を目指します。
(4)「24億8400万円の財政改善を達成」
 基金の積み上げと町債の圧縮により、4年間で25億円近い財政改善を実現しました。今後は積極的な財政出動によりこれまで以上に大きく仕事して参ります。
(5)「ふるさと納税5億円を突破」
 就任時の平成30年度(2018年度)は4300万円だったふるさと納税は、令和元年度1億900万円、2年度2億3200万円、3年度4億8300万円と伸び、今年度は既に5億円を突破しています。
(6)「ふるさと納税LINEアカウントを開設」
 ふるさと納税のPRをプロポーザルにより外部委託し、専門のLINEアカウントを開設、登録者が1万人を突破しました。大半は女性で、濱野皮革工藝のハンドバック情報を出すとかなり良い反応がみられます。新年度も新たなPR施策を展開します。

■防災・消防団
(7)「防災士資格取得に補助金」
 地域の防災の要となる人材確保のため、防災士資格取得の費用を半額補助することを始めました。私もどこかのタイミングで取得したいと考えています。
(8)「消防団広報を強化」
 全12分団を回って団員確保に苦心していることが分かったので、広報やまゆりで分団紹介を始めるなど広報を強化しました。
(9)「消防団員の報酬をアップ」
 年間1万9000円の報酬を3万円にアップしました。上げたあとの金額でもわずかですが、少しでも団員の皆さんに報いたいと考えました。
(10)「消防団員報酬の直接支払いを開始」
 これまで分団への一括支払いとしておりご家庭の不信を得ていたことから、団員個人の銀行口座への送金をスタートさせ、報酬が団員本人に渡る仕組みとしました。
(11)「分団運営費支給をスタート」
 消防団員本人への報酬支払いを妨げる要因に、分団の出張や飲み会など運営費が賄えない問題があるため、町が分団運営費を負担することとしました。1分団平均30万円ほどの予算としています。
(12)「気象観測装置を町内3ヵ所に」
 従来の役場敷地内(旧御代田村管内)に加え、塩野(旧小沼村)、豊昇(旧伍賀村)に気象観測装置を設置し、きめ細かく対応できるようになりました。

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