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フレーニ先生とのレッスンノート

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2008年より師事しているミレッラ・フレーニ女史とのレッスンを通じて学んだことまとめていきます。まえがきのみ無料。
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2016年4月の記事一覧

第4回《Questo non è il tuo repertorio》これ、重要です。

よく言いますね、「これはあなたのレパートリーじゃないから。」

じゃあ何を歌えばいいの、若い頃はヴェルディばっかり歌っていた僕もそう思ったものです。だって、歌えるじゃん。

しかし、その頃は、「音が出せる=歌える」と勘違いしてたんですね。

で、今になって思うのです、この勘違いは世界中に蔓延しているのではないか、と。

フレーニ先生も、声に合っていないレパートリーを認めることは絶対にありません。

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