みやごし

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「働く」とは〜夏目漱石に学ぶ〜

働きたくない。 やりがいや自己実現なんてどうでもいいから、働かずにお金を得たい。 就職活動をしていた時、自己分析や面接で どんな仕事をしたいか？ 就活の軸は？ の問いがよく見受けられた。 どんな仕事もしたくないし、お金が欲しい以外の軸はなかったと思う。 結局ありがたいことに、ある程度給料が高くブラックじゃなさそうな会社に内定をいただけた、5月ごろの話だ。 そして数ヶ月前に夏目漱石の「それから」を読んで、また働くことについて考える機会があった。 それを今一度、文字に起こし

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    • ムーンライトながらの運行停止を受けて

      夜行列車、夜行バス、夜の自動車道 どうして体を痛め、長時間拘束に耐えてまで夜の闇を走ることに魅了されるのだろうか。 2021年1月22日、ムーンライトながらの廃止が発表された。 ながらは東京駅ー大垣駅間を運行していた夜行快速列車で、１８きっぷ利用者にとっては夜中間に遠方まで移動できることや、０時以降に乗れば切符の使用日数を節約できるため馴染みの存在だった。 wikipediaを見てみると1996年に運行が開始され、それ以前は通称「大垣夜行」で普通夜行列車として運行されていた

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      • キューバでの分人としての私

        私がこのnoteを書こうと思ったのは、「分人主義」という考え方に救ってもらったからだ。 　数ヶ月前、平野啓一郎の「私とは何か」を読み終えたのでまず前提となる分人主義の簡単に説明する。 平野氏の提唱する分人主義とは、一人の人間は「個人」のなかに最小単位の「分人」を複数抱えており、その全てがその人であるというものだ。 対同僚の自分(分人A) 対家族の自分(分人B) 対見知らぬ人の自分(分人D) 上記のように相手にする人によってそれぞれ別の「分人」がある。 例えばXさんは同

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