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なぜあなたは働きますか?

「なぜあなたは働きますか?」

そう問われたとき何と答えますか?

私は答えられませんでした。



働くとはどういうことか?

先程の問いには答えられなかったのでそもそも、"ハタラク"とはどういうことなのかを考えてみました。

私はこう思います。

ハタラクとは、社会を創造すること。

社長の鞄持ちをするようになってから、そして、昨夏に60人以上の社会人に会いに行ってから思うことがあります。

私が生きている今この瞬間は過去に生きた人たちの行動の結果であり、

今目の前にいる社会人もこれからを創るためにそれぞれが何かに取り組んでいる。

つまり、社会は多くの人のハタラクによって創られ、支えられていると思います。


私はまだ学生です。

生まれてからこれまでは基本的に過去に生きた人たちや目の前の社会人の行動の結果を享受させていただく立場でした。

しかし、いずれは学生の卒業をもって私もいち"社会人"としてこれからを創造する立場になります。

社会を創造するバトンは基本的に一定の年齢を過ぎると否が応でも自分のもとに回ってきます。

じゃあ私はそのバトンをどうするのか。どうしたいのか。

この質問の答えが

なぜあなたは働きますか?

の答えだと思います。



歴史を振り返ってみる

もう少し考えてみます。

ちょっとマクロに視野を広げます。

ハタラク=社会を創造すること

の前提をもとに歴史を振り返ってみます。

これまでの歴史は過去に生きた人たちの行動の結果です。

その歴史はどんなものだったでしょうか。

例えばテクノロジーの発達によって私たちが恩恵を受けているのは事実です。

移動手段は徒歩から馬、馬車、蒸気機関車、自動車、新幹線、飛行機と変化し、移動速度は時代とともに高速になりました。

でもテクノロジーの発達のようにいいことばかりではなかったはずです。

戦争、貧富の格差の拡大、環境問題。

人の行動はポジティブな結果、ネガティブな結果の両方をもたらしました。



私のAnswer

社会を創造するバトンを私はどうするのか。どうしたいのか。

すなわち、なぜ私は働くのか。

私の答えはこうです。

私は社会を創造する立場として先人たちが創ってくださった今よりもっといい未来をつくりたい。

そして、これまで享受してきたものを今よりもっといい未来を創ることで世の中に還元したい。

だから私は働く。



社会に還元したいと思った

私は今まで特に生活に困るといったこともなく、大きな災害を経験したこともなく、戦争に巻き込まれたこともなく、恵まれた環境で生きてきたと思います。

でもそんな恵まれた環境で生きてこられたのは、まずは親のおかげです。

そして、小学校から大学まで公立の学校に行くことができたのは多くの方の税金によってできたことです。

社長の鞄持ちも未熟な学生の私にチャンスを与えてくださる大人がたくさんいたからできたことです。

災害や戦争を経験したことがないので今の自分の環境がどれほど恵まれていることなのかを正確に計ることはできません。

けれども、少なくとも言えるのは今の恵まれた環境は多くの人すなわち、社会に支えられて成り立っているということです。



社長の鞄持ちで享受してきたものとそこでの学び

特に社長の鞄持ちではそんなことを感じる場面が何度もありました。

社長の鞄持ちを始めてから

・チャレンジできる環境
・チャレンジするためのチャンス
・チャンスをチャンスと捉えられるアンテナの養成

この3つにとても恵まれました。

結果的に、大学では得られないであろう貴重な学びの機会や人との出会いにものすごく恵まれています。

そしてこれは自分でもものすごく驚いたのですが、

鞄持ちを始めてから3ヶ月ほどたったころから

ここ(社長の鞄持ち)での学びを自分のものだけにしてちゃいけない。伝播させなきゃならない、いや、伝播させたい。
ここでの学びは社会に還元しなくちゃいけない。いや、むしろ社会に還元したい。
私はたまたま取った授業で社長と出会ったことで今の環境がある。この出会いのおかげでくすぶっていたものが爆発した。
でも、
何かしたいけどやり方がわからない、
何から始めればいいかわからない、
やりたいことがあってもきっかけがない、
そのきっかけに気づけるアンテナさえもない(これが一番の機会損失だと思っている)、
そんな3ヶ月前の自分のような人たちはまだまだ多いと思う。
自分が社長の鞄持ちで享受してきたもの、学んだことを彼らに伝えることで社会に還元していきたい。

そう思いました。そしてこれは今も変わらず思っていることです。

この思いが

「人との出会いを通じて熱中であふれる社会を創る」

に集約されているように思います。

熱中できれば自走できる。
いろいろな領域でそういう人が増えたら、そういう人であふれる社会になったら世界はもっとよくなると思う。

わたしはこれを本気で信じています。

なぜなら社長の鞄持ちと一夏に60人以上の社会人に会ったことでこれは私の中で想像から確信に変わったからです。

私がこれまでに出会った大人の姿がそう思わせてくれました。


なぜあなたは働きますか?

これが私が働く理由です。

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