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なぜ、”人との出会いを通じて”なのか?_人生の目的Vol.2

先日noteで私の”人生の目的”を発表しました。

そこで私は”人との出会いを通じて”という表現をしました。

今日はなぜ”人との出会いを通じて”なのかを話そうと思います。



人との出会いに恵まれた21年間

今までの人生を振り返ると本当に人との出会いに恵まれた21年間だったなと思います。

そして、その一人ひとりとの出会いが

”遅すぎず、速すぎず、常にベストなタイミング”

だったように今は思います。


人との出会いを通して新しい考え方に触れたり、その人の言葉によって私は前向きになれるいい刺激を受けていました。

新しい考え方や言葉と言うと、今の時代、書籍やインターネットなど人でなくても手段はあるのではないか?と思われると思います。

その問に対する私なりの解を3つお話します。



①予測不可能な出会い

たしかに、Google検索を使えば知りたいことはすぐに高精度の検索結果で出てきます。

でもGoogle検索は何かしらの事前情報がないと、検索することすらできません。

自分の知識外の情報はGoogle検索では教えてくれません。

Amazonのレコメンド機能がいくら高精度だとしても、それはレビューによるランキングの結果やあなたの検索履歴からAIが算出した結果に過ぎないのです。あなたの好きそうなものだけを教えてくれているのです。

でも人との出会いはそれらとはちょっと違います。

自分のネットワーク外の情報が突然飛び込んでくるのです。

そして、それらの積み重ねによって自分のネットワークがどんどん広がり、唯一無二の強固なネットワークになっていくのです。



②現代は情報爆発の時代(1) 信頼重視

ここからは私なりに考えたマクロなお話です。


インターネットが普及した今、世の中はあらゆる情報に溢れています。

誰もが発信できるようになったことで、自己を表現することが容易に、さかんになった一方で、匿名性を利用したフェイクニュースが出回るようになりました。

それによって情報を受信する側は何を信じればいいのかが分からず、信じたいものだけを信じる、確からしい情報を鵜呑みにするようになってきたと思います。

この情報爆発の時代に言えることは、

何を言うかではなく、誰が言うかが重要視されるようになってきた。すなわち、信頼性を重視するようになってきたということです。

同じ商品でも、インスタグラマーやYouTuberなどの”インフルエンサー”という人たちが紹介した方が商品が売れるのはそういうことではないでしょうか。

SNSという媒体を通して一人の人間がそれだけ多くの影響を与えています。



③現代は情報爆発の時代(2) 物語重視

これはキングコングの西野亮廣さんもよく仰っていることですが、

”人はその人の物語(ストーリー)に関心がある”

ということです。

たしかに、自分の過去を振り返ってみても、同じことを言っていても人によって言葉の重みが違うと感じたことは何度かあります。

ネームバリューで判断しているのだろうと思われるかもしれませんが、それは違います。

例えばこういう経験ありませんか?

親に言われても全然響かなかった言葉が、友達や先輩など家族以外の人に言われるとものすごく刺さった経験。

おそらくこれは発信者の背景(バックグラウンド)が影響を与えていると思います。

発信者の背景(バックグラウンド)とは

発信者がそれまでに経験したことや成し遂げたことです。

一緒に同じ事実を共有した時間やそれまでのコミュニケーションによってどれだけ発信者の経験を受信者と共有しているか

そういった発信者の背景に人は関心を寄せるのだと思います。

背景は人によって違います。似ているとしても全く同じものはひとつとしてないでしょう。

そういう一人ひとりの物語に人は共感し、影響を受けるのではないのでしょうか。

信頼性と物語性は切っても切り離せない関係だと思います。


このように人との出会いは人の心を動かしたりや時には価値観を覆すほどの力があると私は信じています。

モノやサービスや情報という無機質なものにはない特徴です。

そういう人の心を動かす力をポジティブな方向に使うことで自分も他人も熱中できる社会を創造することができると思います。


これらがわたしが”人との出会い”にこだわる理由です。

次回は”熱中”とは何なのか、なぜこの目的に至ったのかについてお話していこうと思います。

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