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#027_スタイルが確立するまでどんなことを考えていましたか?

宮内さん、おはようございます! 宮内さんの音楽をかけると家にいる日常が輝きます^^

さて、相談です。 私は、歌うこと、踊ることが大好きで、 昔から歌っている時が一番幸せでいい顔をしてるなあと 自分を客観的にみて思います。 音楽仕事にしたら?と言われたことも何度もありました。

ただ今まで音楽を仕事にしたいと思えませんでした。 外見のコンプレックスとか、ちゃんと仕事しなきゃ、 とかいろいろ考えてしまい…

昨年仕事を辞めて、ああやっぱり音楽かな、と思うようになりました。 好奇心がありすぎて、色々なものに興味があるのですが、結構飽き性でいつも自分がブレてます。 でも音楽が好きな思いは、いつも変わりませんでした。他の人より好きかどうかは自信がありませんが。 

自分が一番いい顔をしている姿をみせずに、 自分を認識されるのが寂しいという思いがこみあげるのと、 感情の吐き出し先がないというか、もうどうしたらいいのかよくわからなくなることが多いからです。 音楽を聴いて歌ったり踊ったりすると、自分の感情がでやすいなあと思っています。

小さい頃、13年くらいピアノはやってきたのですが、 なんだか音楽がしたいといっても、何がどうしたいのかが、よくわからず、ただ仕事にしたい!と思ってしまいます。 自分で曲を作ろうとしても焦ってしまって 楽しさが消えてしまいます。本当は大好きなことなのに… 最近はとにかくいろんな音楽を聴くこと、ジャズピアノを習ってみているのと、自分で曲作りをしてみています。 今は地元にいるのですが地元だとなんだか恥ずかしくて、 箍か外れないので、どこか別の場所に住んで仲間をつくることも考えています…

宮内さんは今のスタイルが確立するまで、どんなことを考えていましたか? どんな葛藤がありましたか? その時どんな気持ちでしたか?

20代まではとりあえずやれるだけやってみよう、という感じだったかな。

どうも、おじさんです。日常で音楽を聴いてくれて嬉しいです。いやー悩んでいるねえ。スタイルかあ。僕は考え方もやり方もフラフラしているので、今でも確立したという自覚はないんだよなあ。笑

スタイルというか、音楽に対してオリジナリティを持ちたい!というのは20代の頃かなり、いや、めちゃめちゃあったかも。ライブで変わった演奏方法をしようとか。パッと聴いたり見たりしたときに自分の音楽に気づいてもらいたいとか。そのために早くパターンを作ろうとしてたのはあったかなあ。そういうことかな?

色々チャレンジしていたけど、それでうまくいったなと思うところもあるし、変な方向行ってたなと思うところもあるし。良し悪し含め経験できたことはよかったと思う。

特にライブに関しては実はあんまりこだわりがなかったので、お客さんに楽しんでもらいたい、チケット代くらいは元取ってもらいたいということを中心に考えてた。ちょっと変わったことしたり、エンターテインメントに特化しようとはしていたかも。レーベルから色々アドバイスやサポートを受けながら、ルーパー(多重録音をする機械)を使うとか、映像を使ってみるとか、衣装を用意してもらったり、変わった楽器使うとか、MCでたくさん喋ってみるとか、あと現実的なところだと予算抑えるのに自分で音響まで用意しちゃうとか。そうすることで地方でも小さな規模で演奏できたので。

でもその頃は気づかなかったけど無理していたところもあったみたいで。歳をとってきて、なんか心も体も追いつかなくなってきちゃった。今はお客さんのことを信じて、無理せずにできるだけ素直にやりたいこと、自然体でやれることをどんどん増やすようにしている。

そういうところに本来の自分があるような気がして。共感してもらえたらラッキー、くらいの感じで動いている。外のことは結局コントロールできないから、自分の内側の方に興味を持つようになった。

20代の時はお金も全然なかったし、仕事にしたいという気持ちは僕もすごいあったけど、気持ちが強すぎて頭でっかちになってしまって、空回りしていたことがよくあった。不思議とそういう焦りとかって表現にも伝わってしまって、そういう時に作るものも、演奏も、良くなかったりしたかなあ。

基本、成功させてやるという気持ちよりは、悔いの残らないようにやろうと考えていたかも。30歳になった時に、改めてちゃんと人生考え直そうと思っていたから、20代までは音楽をやれるだけやってみよう、みたいな感じだったかな。音楽で食べていけるとは全然思ってなかったし、割とネガティブだったけど、別に辛くはなかったなあ。むしろ楽しかったなあ。

とにかく僕は野望なんてないし、音楽で伝えたいことなんてなかったし。今も別にない。軸になるものがないから、外に対して自信満々になろうとしても難しかった。もし表面的な形だけでうまくいったとしても、それは本物ではないし、無理矢理奮い立たせたまま30代に突入するのはいずれにしろ無理だったなと思う。すり減って、ボロボロになっていたんじゃないかな。

書きながら自分を振り返ってみたけど、色々やって、嫌なことをはっきりさせていくっていうのはいいかもねえ。僕は案外そんな感じだったかも。僕も好奇心旺盛だし、飽きっぽいけど、やってみないとわからないことは多かった。ワクワクしてやってみたら修行のようにつらかったとか、やらざるを得なくてやってみたら意外と嫌いじゃなかった、とかいっぱいあった。

自分の予想や見立ては信用しないで、色々なことに出来る限り挑戦しながら、しっかり体験した上で嫌だと思ったことをどんどんやめることで人生を絞ってきた気がする。

好きなことって僕はなんだか受け止め方が難しくてね。好きかも!と思った瞬間になんか気持ちがうわついて思考が不安定になるというか。そういう時は冷静になれないので、そういう危うさに気づいたら逆に一度離れるようにしてるかなあ。

それよりも嫌じゃないこと(息を吸ったり吐いたりしてるくらいの感じのこと)の方が、心にも体にもしっくりくるような気がしてきた。特に興奮もしないけれど、飽きずに一生やれることというか。本当の意味での好きなことだったり、等身大の自分というのは、そういうことなのかもしれないなあと思ってきたよ〜

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いえ〜い!
作曲や演奏を仕事にしています。 ここではJust a Good OJISAN!と題して「ちょうどいいおじさん」を目標に、音楽を中心にいろいろと相談に答えています。 相談の投稿はこちらから。 https://www.miyauchiyuri.com/ojisan