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57、英国プレミア・リーグ・サッカー、アースナルの1ファンが怒る。解説者達の予想を覆えそう、ガナーズの巻。

57、解説者達の予想を覆えそう、ガナーズの巻。

ほとんどの解説者は、アースナルが、崩れ落ちると決めている。

チャンピオン・リーグのリアル・マドリッドとMan C 戦の様に、サッカーはレフリーが笛を吹くまで終わらない。これからシーズン終了までに、何が起こるか予測は不可能だ。
ロドリーゴの強運が、ガナーズの誰かに憑依し、奇跡のゴールを決められるかもしれない。

解説者達は、アースナルは最後の2試合で、プレッシャーに堪えきれなくなり、星を落とすと決めつけている。
だが、この世の中で、100%正しい予測をすることなど出来ないし、明日の新聞を読むことは誰にも出来ない。

早々に10人になり、ロンドン・ダービーに敗戦したのは残念だった。
だが、アースナルがこれからの2試合に連勝すれば、トッテナムは追い付けない。

全ては、ガナーズがDFの不足と、若い選手達が極限のプレッシャーを、如何に克服できるかにかかってくる。
もし、先に試合のあるトッテナムが勝利したら、プレッシャーが選手に2乗で掛かってくるだろう。

ペナルティ合戦に例えれば、最初の5人が成功して、その後に、後から蹴るチームの選手みたいになるのではないかと想像する。
1ファンなどは、吐き気がしてくるようなシチュエーションである。

こういう状況を乗り切り、4位の座を獲得出来れば、選手にとっては自信になるだろうから、来季はもっと上位も期待出来る。
<言うは易く行うは難し>だが、来季に、取り敢えずはヨーロッパの選手権に参加するという目標は達成したので、気楽に戦って欲しいと思う。

怪我人続出のDFポジションで、どのような布陣を組んで凌いで行くかは、アーテッタの監督としての器量が問われるところだ。

【15日】トッテナムが勝利でガナーズにプレッシャーをかけてきた。

またハリー・ケインのペナルティ・ゴールで決まった試合である。ホームでは、12人目の選手達がレフリーの決定に圧力をかける。
グーナーの負け惜しみで言わせてもらう。スパーズは、この2試合レフリー運についている。Soft Penalty Decision(柔い、普通は与えられないペナルティの決定)に大きく助けられた。

マラソンでは最後の5kmで勝負が決まることが多い。それと同じで、追うチームがスパートをかけてきた時に、それを突き放していく力と精神力が、あと2試合分、ガナーズに残っているかどうかが問題である。
勝つと1ファンは思いたい。
得失点差でトップ4が決まるのだけは、最悪の結果で嫌だ。

試合開始。
4-2-3-1 フォーメーション。

快速タヴァレスは、トッテナム戦にも使って欲しかった。
ガブリエルとホワイトは本当に治っているのだろうか?? 早く使い過ぎて富安みたいにならないかと心配である。
しかし、今日は勝つことが先決なので、次戦のエバートンのことは二の次で先発させるのだと思う。
マーティネリに替えてのスミス・ロウは、決定力の違いでの選択だろう。このところ、マーティネリはチャンスを決められないためだと想像する。
今日は、1ファンが願っていた通りの人選になり嬉しい。

10人にならなければ、点を入れて勝てる布陣である。前半戦でビハインドになる状況は絶対避けたい。特に<ホット・ヘッド>のジャカには、自制心を決して失わないように願う。

【6分】アースナルの最初のシュートはブロックされ、コーナー・キックも実にならない。

【10分】ラムズデールは緊張している。彼のミステイクから、ホワイトに圧力が掛かりイエローカードをもらう。早すぎる。

勢いはニューカッスルにある。ガナーズは相手のオフサイドに助けられている。

コーナーキックを何度も与えている。ガナーズは落ち着いてプレーしていない。今を凌いで、何とか守り、勢いの転換をはかりたい。

【21分】サカのシュートはブロックされた。

【24分】サカがロングシュートを放つが、キーパーは避けられない。

ガナーズは、ずっとマシになってきた。何とか前半で先取点が欲しい。そのためには、ボールをキープすることが先決である。

【36分】富安が、セイント・マキシンに抜かれて、ラムズデールがビッグ・セーブで防ぐ。

【40分】富安がハムストリングを痛めてセドリックと交代。
残念ながら、エバートン戦には出られないだろう。来季に向けてしっかりと治してほしい。

凌いで凌いで、ハーフタイムまで持ち堪えて、ガナーズ。

ハーフタイム。

最初のハーフは15分間の内に忘れさり、新しい試合だと考えて、早々のゴールを決めよう。今のところ、トッテナム・ファンは笑って見ているに違いない。

後半戦。

【47分】50-50のプレーで、相手が頭を打って倒れたので、エンケティアがイエローカードを与えられる。

勢いは変わらず、ニューカッスルにある。

【53分】スミス・ロウが働いていないので、マーティネリと交代する。

【56分】1:0 ゴール。ニューカッスル。嗚呼!❢!❢!❢ ホワイトのオウン・ゴール(自殺点)。

2点が必要になった。ガナーズのロドリーゴになれるのは誰?? 相手が守りに入らないことを祈る。

【63分】ラコゼが、タヴァレスに替わり出場。タラレバは書きたくないが、富安の怪我がなければ、ぺぺも出て来られたのにと思う。

【72分】コーナーキックがガナーズへ。何も起こらない。
ホワイトはまだ完璧に治っていなかったのだろうか。

【74分】ぺぺがガブリエルに変わって出てくる。何故?何故?4人目のサブ?? 5人の交代が許されるのは来季からではないのか? 後で調べなくてはいけない。(相手が先に脳震盪での選手交代をしたから、らしい。作戦的なものではなく替えたからなのか?、よく分からない)
しかしながら、1ファンには、ぺぺのヤル気が見えない。

【85分】2:0。嗚呼!❢² トップ4の夢が限り無く霞んでいく。蜃気楼だったのか。

前のトッテナムと、このニューカッスル戦の試合では、Same old for Arsenal(いつものプレッシャーに弱いアースナル)に戻ってしまった。残念だ。他チームのファンに何を言われても、1ファンは受け入れる。その通りだから、仕方ない。

試合終了。2:0。ニューカッスル。嗚呼!❢

トップ4獲得へは、確率1%の可能性は残っているが、99%の確率で、トッテナムはノリッジに勝利か引き分けするだろう。
1%の確率というのは、スパーズがプレッシャーに耐えられなくて、最下位ノリッジに敗れる事で、限りなく0に近い1%である。ケインとソンのコンビを90分間抑え込むのは難しい。ノリッジが得点することもあまり期待できない。ミラクルを期待しようとポジティブに思う1ファンだが、<ミラクル>は頻繁に起こらないから<ミラクル>と、人は言うのである。

ではまた。
アースナルK

追伸: サッカーとは全然関係のない、個人的な<徒然草々、ただの英国生活道中記>も書いています。#1〜アルバムに追加中。

追伸②: <英国.... 1ファンが怒る。>は、無料アルバムで1〜をお読みいただけます。


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