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第68回オールカマー 追い切り評価

こんばんは、宮下綾斗です!

オールカマーの追い切り評価を自分なりに付けてみました!
前回のローズSではA評価を打ったアートハウスとサリエラのワンツー決着!
3着にも7人気ながらB+評価を打ったエグランタインが2着と際どいところまで好走とほぼ完璧に見抜くことができ、予想もバッチリ的中!

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久々のクリーンヒット、この勢いを失くさないようにしていきたいところ…!


追い切り評価は上から順にA+、A、B+、B、Cの5段階で振り分けています(ただしA+は追い切りを見て「これは!」と思った馬にしか打たないつもりなので、基本的にはA〜Cの4段階になると思います)

馬名 鞍上
日時 コースと馬場状態
全体時計 評価
短評(的なもの)

アドマイヤアルバ 原田和
9/22 美浦南W 稍重
86.9-70.4-55.3-40.1-12.3 C

最終追いはWコースで単走追い
動きに力感がなく、時計もいたって平凡
近走から一変しそうな気配も感じられず、C評価としました
その近走もリステッドやOP特別で掲示板がやっとの状況と芳しくなく、メンバーの揃ったここでは家賃が高い印象です

ウインキートス 助手
9/22 美浦南W 稍重
84.9-68.1-52.7-37.9-11.8 B

最終追いはWコースで単走追い
外ラチ沿い目一杯を回り、直線でも馬なりながら推進力のあるフットワークでラスト1Fは11.8とまずまずの内容
ただし、個人的には首の使い方に違和感を感じる動きに映ったため、今回はB評価に留めました
ただし、この馬自身は昨年同レースでグローリーヴェイズやレイパパレといったGⅠ馬にも先着した実績があり、今年はさらに1kg軽い54kg
最内とはいかなくとも比較的内目の枠は引けたので、ある程度の警戒はしておきたいところです

ヴェルトライゼンデ 助手
9/21 栗東坂路 良
51.1-37.3-24.3-11.7 A+

最終追いは坂路で単走追い
前走の鳴尾記念では約1年5ヶ月のブランクをものともせずに重賞初制覇を決めたこの馬
最終追いではやや右側を気にする素振りこそありましたが、終始非常にパワフルな脚さばきを見せており、特に終盤は鞍上の仕掛けに素早く反応を見せ、ラスト2Fは24.3-11.7という時計もさることながら、見てくれと言わんばかりの豪快な走りで坂路を駆け上がって行きました
久々でも全く気にならない仕上がりに映り、今回は久々となるA+評価を打たせていただきました
今回はテン乗りの戸崎騎手となりますが、オールカマーでは過去10年で2勝2着1回3着1回と実は相性も良く、前日3番人気ながら侮れない存在です
現時点では本命〜対抗の評価で考えてます

キングオブドラゴン 助手
9/22 栗東坂路 良
52.9-37.9-24.5-12.3 B

最終追いは坂路で2頭併せ
見栄えのする跳びの大きな走りで僚馬を追走し、鞍上が軽く促すとアッサリ突き放して先着
ラスト2Fこそ24.5-12.3と若干の失速はしているものの、この馬なりに状態は良さそうに映りました
ただし前に行きたいタイプなだけに、この枠は痛恨といったところでしょうか…

クリスタルブラック 吉田豊
9/21 美浦坂路 重
58.0-41.0-26.8-13.2 C

最終追いは坂路で単走追い
こちらは上記のヴェルトライゼンデ以上となる約2年5ヶ月ぶりの実戦復帰
それだけに最終追いの映像を確認しても、いかにも休み明けといった感が強く、時計面動き面ともに評価できる内容ではありませんでした
さすがに一度使われてからの次走以降に期待…といったところでしょうか
これで圏内に走ってきたらお手上げです…

クレッシェンドラヴ 内田博
9/21 美浦南W 重
70.2-54.2-38.8-11.8 B

最終追いは南Wで2頭併せ
こちらは天皇賞(春)以来約5ヶ月ぶりの実戦
最終追いでは内から僚馬を追走し、直線では終始馬体を併せたまま同入
悪くはない動きだと思いますが、B+評価を打った天皇賞(春)時の動きと比較すると相対的に物足りなく感じたため、この評価としました
2走前の日経賞では勝ったタイトルホルダーから0.3秒差の4着とそこまで離されてはおらず、立ち回りひとつで馬券圏内の可能性も無くはないと思いますが、オールカマー自体高齢馬の好走例が少なく、7歳以上は過去10年で30頭以上の出走がありながら、馬券に絡んだのは15年7人気3着のミトラのみ
有力馬揃いの4〜5歳勢を相手にどこまでやれるか…

ジェラルディーナ 団野
9/22 栗東CW 良
84.5-68.4-53.1-37.2-11.7 B

最終追いはCWで2頭併せ
内を走る僚馬から1馬身ほど先行したまま直線へ
直線では内の僚馬が先に仕掛けた分前に出られ、こちらは時折軽く促す程度で手応えには余裕があったものの、僚馬からはほんのわずかに遅れる内容
元々気性面で危うい部分を抱えている馬の割には落ち着いて走れていましたが、落ち着きすぎて動きにもうワンパンチ足りなくも感じました
最終追いの評価としてはBが妥当といったところでしょうか
人気薄になるならヒモで考えてみたい1頭ではありますが…?

ソーヴァリアント 助手
9/22 美浦南W
83.5-68.7-52.3-37.3-11.6 A

最終追いはWコースで2頭併せ
古馬オープンのロジペルリストを内から追走し、多少力むような面はあったものの、直線では桁違いの動きで持ったまま突き放し楽々先着
ラスト1Fも11.6と鋭い脚を見せており、久々でも仕上がりは万全といった雰囲気が伝わってきました
A評価ではありますが、A+評価を打ったヴェルトライゼンデとは甲乙つけ難い動きを見せておりこちらも軽視はできないでしょう
こちらもヴェルトライゼンデ同様、重めの印で考えてみたい馬です

デアリングタクト 松山
9/21 栗東坂路 良
54.6-39.5-25.9-12.6 B+

最終追いは坂路で単走追い
約1年ぶりの実戦復帰となったVMでは直線見せ場を作っての6着
続く宝塚記念では骨っぽい牡馬勢を相手に3着と好走
更に今年の夏には現役馬の身でありながらまさかのウマ娘化と、前向きな話題に事欠かない三冠牝馬
1週前のCWで6F78.6、ラスト1F11.8としっかり負荷をかけた分、今週は坂路でサッと流す程度でしたが、個人的には前2走時の追い切りと比較して馬が稽古への集中力を取り戻したといいますか、前向きな気持ちが戻ってきたような印象を受けた追い切り内容でした
もちろん前哨戦である以上ここでMAXの仕上がりにはしていないでしょうが、今回は54kgとGⅠ3勝馬にしては恵まれた斤量で出走できますし、トリッキーといわれる中山の経験が無い点は少々気がかりですが、元々の地力を考えればアッサリまであっても驚けません

テーオーロイヤル 菱田
9/22 栗東坂路 良
52.3-38.1-24.7-12.2 A

最終追いは坂路で単走追い
単走ながら最後まで真っ直ぐ前を向いたまま力強いフットワークで走れており、馬なりで全体時計52.3、ラスト2Fも24.7-12.2とキッチリ加速ラップでまとめる好内容
同じく坂路だった天皇賞(春)時の最終追いと比べるとまるで別馬のような走りになっており、夏を越して馬がパワーアップしたような印象を受けました
こちらも文句なしのA評価です
前走から一気の距離短縮かつ初の中山となる点は若干気がかりではあるものの、この距離自体は実績もあるため
何らかの印は回したい1頭です

バビット 横山典
9/21 栗東坂路 良
52.1-37.5-24.2-12.3 B+

最終追いは坂路で単走追い
こちらは昨年の中山記念以来となる約1年7ヶ月ぶりの実戦復帰
ですが、こちらはクリスタルブラックと違い坂路での動きは目を見張るものがありました
全体時計が52.1、ラスト2Fはやや失速しながらも24.2-12.3をマーク
途中進路が多少左右へヨレる点は割引きましたが、長期休養明けでこれだけ動ければ合格点ではないでしょうか
加えて鞍上には"くせ者"こと横山典騎手
美浦の騎手である横山典騎手がわざわざ栗東まで追い切りを付けに向かった事を考えると尚更不気味さがあります
重い印を打つかはともかく、相手には考えておきたい1頭です

フライライクバード 福永
9/21 栗東P 良
68.7-53.5-39.6-11.7 B

最終追いはポリトラックで単走追い
終い重点の内容ではありましたが、程よく力の抜けた走りで映像を見る限りでは可もなく不可もなくといった印象でした
特にこれといって強調する要素もなく、評価としてはBが妥当と判断しました
キャリア17戦目にして初の中山、福永騎手はどんな作戦を取ってくるでしょうか…

ロバートソンキー 伊藤工
9/21 美浦坂路 重
53.9-38.8-25.4-12.3 B

最終追いは坂路で2頭併せ
映像後半では手応え優勢のまま僚馬に先着してはいますが、映像前半の頭のブレが大きい走りで個人的には割引材料と判断し、今回はB評価としました
ただし映像からも一定の前進気勢は感じられたので、騎手であまり人気しないようであればヒモになら面白いかもしれません

評価の高かった馬をまとめるとこんな感じです!

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B以下だけど気になる馬
1 ロバートソンキー
3 ウインキートス

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