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午前中で終わる学校19

~型破りを型破る~

世界中の皆さんへ

僕のつくりたい学校は
「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はありえない」
をすべての授業で大人が意識している学校です。

0の章(あきら)「絆は排他を生む」⑱~足並みを揃えられなかった「みやしー」の生き方より~

「多様性」=「可能性」
多様であることが「豊かさ」につながる
多様であることが「生き残る」ことになる
今の子どもたちは幸せではなくなっている 
年寄りから学べなくなっている 
戦後50年の短いスパンでの価値観の変化は間違っている
                       C.W.ニコル


多様であることは、おもしろきこと
しかし、時として、
多様であることは、居心地の悪いこと
身近で排除されている「命」はありませんか。
あなたが排除している「命」はありませんか。

でも多様であることを前提にしないと、
「答え」も
「最適解」も見えてこない。

学校も大きく「変わろう」、いや「変えよう」としているけど
先人たちが、年寄りたちが、大事にしていたことにも
耳を傾けてみよう。
短いスパンでの価値変化で失われるものが何なのか
心を傾けてみよう。

【日本の子ども、幸福度が最低基準 ユニセフの38か国調査】
https://www.facebook.com/100002565824680/posts/3180654005363429/
【日本財団 「18歳意識調査」 第20回テーマ:「国や社会に対する意識」】
https://www.nippon-foundation.or.jp/who/news/pr/2019/20191130-38555.html


6の章(あきら) 廃止削減①~学校メタボ症候群~

「運動会での取組は子どもたちの成長に大きく寄与する」
「給食週間で調理員さんに感謝の気持ちを表すと子どもたちの心が優しくなる」
「代表委員会であいさつ運動のスローガンを子どもたち自身が決めると、子どもたちの自立心が育ち、自治への関心が高まる」

それぞれの部署が自分の管轄する「行事、教科、領域」のよさをアピールして、それらを残そうとする。守ろうとする。

どれも「子どもたちのために」なって、もっともなようだけど、次のように言い換えてみる。

「白飯は美味い。」
「ポテトチップスは美味い。」
「ビールは美味い。」
美味いものを際限なく身体に取り込めば、健康が損なわれる。

「子どもたちにとってよい」ことを際限なく学校が取り入れたら、学校の健康は損なわれる。
このことを、僕は「学校メタボ症候群」と呼んでいる。

だから、「腹八分目」「食べ過ぎ注意」「食べるものを選ぼう」ってことなんだ。
身体を壊してから、または危険域に達してからのダイエットは至難の業。
もう、そうなっちゃってる。今回の感染症はチャンスなんだけど、「感染症」対策としての一時的な「ダイエット」だとしたら「リバウンド」は恐ろしい結果を招くかも。

例えば、「給食の廃止」「発育測定~身体計測の廃止」「委員会・クラブの廃止」「研究会の廃止」「あゆみ~通知表の廃止」「朝会の廃止」「スタンダードの廃止」「親睦会の廃止」「道徳廃止」「学力学習状況調査の廃止」「市区レベル行事廃止」「教育委員会縮小」「体育のハイリスク単元廃止」などなど・・・次回につづく。


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