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日々のこと 0407

何も起こらない誰かの日記を読むのが好き。

「仕事の帰りにスーパーで玉ねぎと洗剤買って、夜はオムレツが上手く焼けた、昨日はお布団干したからまだフワフワ、幸せに寝る」みたいなやつが好き。とくに役に立ったりしない、生活のある、だらだらしたやつが好き。

けど、やっぱりフツーの日記は、偉大な仕事をしている誰かゆえ、フツーの日常語りが面白いんかなと思う。文才もなく著名人でもない、例えば私みたいのが、淡々と玉ねぎと洗剤の話を書いてもねー。

でも本当は普通の人が一番面白いとも思うのよ。これについてはまた今度書きます。

とりあえず今日のところは最近よかったごはんの話。

最近職場の近くにできた、カウンターだけの白湯ラーメン屋。
これがすっごく美味しい。かなりクオリティ高いと思う。スープ1滴までつい飲み干してしまう。基本の鶏そば780円。レアチャーシューも美味。プラス100円で全部乗せになる。
これだけでも十分なのだが、30代くらいの夫婦経営っぽいこの店に、ある日突然、黒人男性がドアマンとして加わったのでビックリした。
背が高くガタイのいい身体に、白い上っ張りを着た黒人のお兄さん。とても腰が低く丁寧。カウンターには入らず、お客の誘導をしたり食券を買うのを手伝ってくれたりする。
どういう経緯でここに来たのか。非常に気になる存在で、ますますこの店に興味を持っている。いつか仲良くなってお話したい。


その2、先月初めて行ったカレー屋。

「イチロー出身校の近くにある」「イチローといえばカレー好き」ということで「イチローが来たに違いない」と、なんとなく決めつけられている店。
外見はボロッボロ。失礼な言い方だけど、マジであばら屋。看板はバリバリに割れている。「営業してるのだろうか…?」と不安になるほど。しかしこれが繁華街でもないのに平日も行列、満員なのだ。
カレーはまさかの350円、サラダつき。女性客だけサラダにエビフライが乗る。途中で大量なカレー追加投入あり。半分くらい食べたらおばあちゃんが一方的にかけてくれる。完全にカレーが元の姿に戻る。福神漬でなく紅生姜添えなのもポイント。
帰り際、店主のおじいちゃんが「女のお客さんは優遇だよ。うちは女性差別の店だから」と声をかけてくれ、おばあちゃんが「あんたがスケベなだけでしょ!」とニコニコしてたのも楽しかった。二人とも仲良く元気に笑って仕事している。とても良い店。

今日は以上です。寝ますね。




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