カナダ
今年の4月から1年間カナダのトロントに住むことになりました。
極力、直接伝えたかったので会う人にはなるべく話していたのですがSNSを通して伝える形になってしまった皆様はなんて言うか嫌な感じを感じさせてしまった人が居たらごめんなさい。
他意もちろん無いけどSNS経由というのが個人的には正直あんまり好きでないというか
今の時代そんな事言ってたらダメか。自分自身好きなアーティストのライブ情報はツイッターで知るもんなあ、でも、やっぱり便利だとは思うけど大事なことは直接言いたいなと思う、私が真面目すぎなんだろうか。というわけですみません。
当たり前だけどカナダに行っている間は日本に居ないので日本でライブ出来なくなりますが
この事を活動休止という風には思いません。
日本で約10年ライブ活動をしてきました。
その中で出会った本当に沢山の方たち、
その方たちがくれた言葉とか、私にしてくれたこと、一緒に過ごした時間が、今の私にとって大げさでもなんでもなく必要不可欠なものになっています。
物理的に離れていても私の暮らしからそれらを離して考える事は出来ないし、離す気もございません。
20代前半くらいまでは、距離が物理的に離れてること=寂しいって思ってて、好きな人たちとは常に近くに居たいって思ってたんだけど、今はあんまり思わなくなってきました。
もちろん近くに居たいですよ、沢山会いたいです、それは変わってなくて、物理的に離れている事と気持ちが離れる事は関係ないって最近思うから、じゃあ寂しいことじゃないなって思うようになりました。
近くに居たって気持ちが離れていく事はあるし遠くにいても離れない人とは離れない。なるようになるってやつです
留学先はカナダだけどニューヨークへも行きたいと思ってます。24歳の時、1週間だけニューヨークに行きました。
歌を習ったりライブ聴きに行ったり、ライオンキング観ました(ミュージカル)
その時知り合った人たちに会いたいのです。
みなさん私のこと覚えているかな。
ニューヨークは、日本のテレビや雑誌でよく見かけるようなギラッギラした場所でした。
私が行ったのは12月だったのでどこの店もクリスマスの飾り付けがしてあったりツリーも沢山見かけました。
当時から人混みが苦手だったので若干覚悟して行ったけど私個人の感想としては想像していたよりゴチャゴチャしてませんでした。
全体的に道が広いなと思いました。
人も東京の人よりはのんびりしてる印象です。
ニューヨークの全部がタイムズスクエアのようにギラッギラしているわけではなくて少し離れたブルックリンという場所に私は泊まってて、そこはワリと空気がダラーンとしてて好きでした。
私の大好きな映画で「フランシス・ハ」という映画があるのですが、最初にフランシスさんが友達とシェアで住んでたアパートがブルックリンでした(家賃高くて大変そうだったけど)
数ヶ月後に自分が飛行機に乗ってここではない国にいて、今の家には住んでいなくって、朝から学校行って使う言葉も日本語から英語に変わる実感が今は全っ然ありません。
1年日本を離れるという決断するまで1〜2年くらいかかりました。
今の暮らしを続けることは、慣れてるからラクですが、ラクを取るか何かが変わるかもしれない方を取るかどっちが良いか比べた時今の自分には変わる方がいい気がしました。
自分の性格的に行かなかったら絶対後悔する事もよくわかっていました。
だから行く事にしました。
自分は親から離れて暮らした方が良いと思ってます。
今私は両親と暮らしていますが、一緒に居過ぎたり顔合わせて暮らしているからこそ、嫌なこともより一層嫌に感じている気がしています。
離れれば私も少しは親への感謝の気持ちが芽生えるかなと思っています。
それが私なりの親孝行だと思ってます。
歌がどう変わっていくかも楽しみです。
中学生の頃から思ってたのですが、
日本でしか暮らしてなかったら、日本の暮らしの中でしか感じられない感情でしか歌えないなと思ったことがあって、
他の国に住んで他の国の人と関わったらきっと新しい感情や感性が生まれて、その状態で歌う歌は絶対今と違うはずだから、使う言葉も違うからきっと表現出来る事も今より増えるかなと思って、それが1番楽しみです。
とはいえまだちょい先なので、今は全然いつも通りの暮らしをしています。
今日は雪が降った。今も降ってます。寒い。
こういう日は何をどう着てもどんなに温かい物を食べても、どうあがいてももうずっと寒いんです。寒い。
私の部屋はすごく寒いんです。ストーブはなぜか妹にあげてしまい毎日頭まで布団をかぶってちょっと震えながら寝ている。解決策を考え中です。
さっきお風呂に入ったとき今の自分解凍中の冷凍食品たちと共感し合えるなって思った。
今年に入ってからなるべく家でも映画を観ようと思っています。この間はこれ見ました。
絵観たり音楽聴いたとき感想が口で上手く言えない時ってありますが、これはそういう映画だなと思いました。
最初から最後まで見た人に感覚的にしかわからない何かが残る作品でした。
言葉を使って説明し始めちゃうとなんか萎えるというか。
そういう映画(というか、そういうことをしようとしてる映画?)はきっと世の中に沢山あるけど、これは多分その中でもわかりやすいのではと思いました。
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