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本『ずるい仕事術』感想レポ

今回の部員日記は、文学部4年の小野雅子が担当させて頂きます。

皆さんは、佐久間宣行さんをご存知でしょうか。

元テレビ東京の社員で、
『ゴットタン』や『あちこちオードリー』、『ピラメキーノ』、最近ではNetflixの『トークサバイバー』などを企画し、さらにオールナイトニッポンではパーソナリティを担当しています。

昨年からフリーになり、テレビプロデューサー、作家、演出家、ラジオパーソナリティとして活躍の場を広げています。

そんな佐久間さん著の『佐久間宣行のずるい仕事術』が今月発売されました。

今回の日記は、佐久間さんファンであり、来年には新社会人になる(予定の)私がこの本を読んだ感想をシェアしたいと思います。

まず、この本は社会人は勿論、学生が読んでもとても役に立ちます。
むしろ会社内で重役を担っている人よりも、若者のほうが読むべき本だと感じました。

こういった本によくある、「できる人しかできない方法」ではなく「誰でもできる意識方法」が書かれているため、すんなり受け入れられます。
その中で「コレいい」と思ったものを2つ紹介します。

①人間関係について

苦手な人とどうしても話さなければならない時、揉め事に発展せずストレスを緩和させる為に、

「コント・嫌いな人」作戦

が紹介されています。


「コント・性格の悪い人」「コント・自己中おじさん」
相手と接する前にこの言葉を心で呟くだけで自分と相手を俯瞰で見ることが出来ます。
あとは、「後でどうやってネタにしよう」と面白がれば完璧。

様々な人に取り巻かれながら生きる私たちにとって、嫌な相手にメンタルを消費されるなんて理不尽でもったいない時間です。その状況をコントだと思ってしまえば、無駄に感情を乱されることがなくなりそうです。

②メンタルマネジメントについて

大前提として、「たかが仕事」、心を削るべき仕事はないと、佐久間さんは述べています。

それでも、今の組織(会社)で先が見えない、つらくて辞めたいと悩むこともきっとあると思います。

そんな状況でやるべき事が

期限を決めて「無敵」になれ。

です。
先が見えないマラソンよりも、ゴールまで5キロだと分かっていればペース配分しつつ、全力で走ることができます。

会社に限らず、アルバイト、サークル、部活、どんな組織にいても使える技です。
佐久間さんいわく、「期限を決めたらその時まではマリオの『スター』状態」。

上手くいかなくてもどうせ辞めるしの精神で、人間関係などのしがらみに囚われず全力で取り組むことで、仕事が面白くなればそれでOKだし、つまらなくても後腐れなく次のステップに進めます。



このように、『ずるい仕事術』には、決して高尚な処世術ではなく、誰でもすぐに取り入れられる「上手な生き方」が詰まっています。

他にも、「誰でもできる仕事を自分ならではの仕事にする方法」や、「人と戦わずに評価してもらう方法」など、とにかく自分を大切に仕事を乗り切る術がたくさんあります。

気になる方はぜひ読んで見てください。
無理せず、すっと腑に落ちることがきっとあるはずです。
私もこれをバイブルに社会人になろうと思います。

拙い文章でしたが、最後までお読み頂きありがとうございました。

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